April
30
Tuesday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

23°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > コロナショック後初の世界戦はWBA・S・フライ級 
“正規”王者モロニーが無観客防衛戦

コロナショック後初の世界戦はWBA・S・フライ級 
“正規”王者モロニーが無観客防衛戦

2020年6月21日 9時29分

 コロナ危機による中断をはさんで米国では4ヵ月ぶりとなる世界タイトルマッチが開催される。23日(日本時間24日)ラスベガスでWBA・S・フライ級“レギュラー”王者アンドリュー・モロニー(豪)が同級12位ジョシュア・フランコ(米)を相手に初防衛戦に臨む。

 プロモーターはトップランク。無観客試合で会場はMGMグランド・カンファレンスセンターのボールルーム(通称ザ・バブル)が使用される。

 モロニー(21勝14KO無敗=29)は昨年11月、地元でエルトン・ダリ―(ガイアナ)に8回TKO勝ちでWBA暫定王座に就いた。その後“ロマゴン”ことローマン・ゴンサレス(帝拳=ニカラグア)がスーパー王座に就いたことで3月、正規王者に昇格した。

 双生児兄弟のジェーソンといっしょに先月半ばラスベガスに移り、調整を行っている。「MGMグランドで世界王座の初防衛戦ができるなんて夢のようだ。フランコは素晴らしい選手だけど、私の方が速くてパワフルそしてハングリーだと信じている。誰も私からベルトを奪うことはできない」と抱負を口にしている。

 一方フランコはテキサス州サンアントニオ出身の24歳。これまでプロで16勝8KO1敗2分。18年3月に黒星を喫した後、これまで5試合行っている。そのうち3戦はオスカル・ネグレテ(コロンビア=米)が相手でフランコの1勝2ドロー。

「世界挑戦の機会を待ち望んでいた。こういう困難な時期にチャンスが訪れたのは幸運。ベストを尽くしてサンアントニオにベルトを持ち帰りたい」とコメント。名トレーナーのロバート・ガルシアに師事して今回が5戦目となる。

 セミ格では伊藤雅雪(横浜光)とWBO・S・フェザー級王座を争い判定負けしたクリストファー・ディアス(プエルトリコ)が昨年、WBOフェザー級王者オスカル・バルデス(メキシコ=米)に挑んで敗れたジェーソン・サンチェス(米)とフェザー級10回戦を行う。

 また2日後の25日にはアンドリューの兄ジェーソン・モロニー(豪)が同会場でメインに登場する。

Related article
関連記事