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プロ4階級制覇と金メダル獲得へタッグ

プロとアマで王者目指す兄弟 田中恒成&亮明 
プロ4階級制覇と金メダル獲得へタッグ

2020年7月5日 15時35分

 WBO・S・フライ級1位の田中恒成(畑中)と兄で東京五輪フライ級代表に内定している田中亮明(岐阜・中京高教員)が4日、名古屋の畑中ジムでともに汗を流した。

同じリングでシャドーをする兄の亮明(左)と恒成

 これまでは別々にトレーニングしてきた田中兄弟だが、東京五輪の1年延期が決まった今春以降、こうして合同トレーニングを行う機会を設けている。兄亮明は中京高校での練習とは別に、恒成の通うKBSトレーニングジムで河合貞利コーチのもとフィジカル面の強化にも励んでいる。

「オリンピックまで時間ができたから俺も何かできることをしたい」と恒成。「1年ぐらいは偉そうにアドバイスしたい」と独特の言い回しだが、兄のために気付いたことを積極的に伝えるつもりだ。

 東京五輪の行方が気になるだろう亮明も「練習に目的意識があるので、すごく充実したトレーニングができています」と、今は自身のボクシングのレベルアップに没頭している様子。

左は練習を見守る田中兄弟の父・斉さん

「弟はプロで世界王者、兄は五輪で金」という壮大な野望を抱く田中兄弟。ご存じの通り恒成はすでにミニマム~フライ級の3階級で世界タイトルを手にし、次は亮明の出番だ。

 練習中は特に言葉を交わすふうでもなく、それぞれのトレーニングメニューを次々とこなしていくが、どちらもテンションの高い動き。互いに刺激し合っているのは一目瞭然だった。

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