米アトランティックシティのトロピカーナ・カジノ＆リゾートで行われたＷＢＡフェザー級暫定戦は、前日の計量で126.6ポンドとリミットオーバーでベルトを失ったハビエル・フォルトゥーナ（ドミニカ共和国）が挑戦者15位ミゲール・サムディオ（メキシコ）を初回１分８秒ＫＯで下した。

フォルトゥーナ

体重トラブルがあったものの、実力差が大きいといわれた一戦。開始ゴングとともに襲い掛かったフォルトゥーナがサウスポーから強烈な左カウンターを決めると、サムディオはもんどり打ってダウン。カウント８で続行が許されたが、ダメージは深刻。グラついたところへまたもドミニカ人の左が襲撃。キャンバスへ頭部を激しく打ちつけるダウンで、即座にストップがコールされた。

　担架に乗せられて退場したサムディオだが、意識が回復し、大事には至らなかった。フォルトゥーナは22勝16ＫＯ無敗。サムディオは24勝13ＫＯ２敗１分。