日本でもお馴染みの元OPBFバンタム級王者マーク・ジョン・ヤップ（比＝写真）が大幅体重超過。16日（日本時間17日）ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスホールで行われる予定だったトップランク興行のメインイベントが中止となった。

　ヤップ（30勝15KO15敗）は16日、3度の世界挑戦経験を持つWBOフェザー級6位ミゲール・マリアガ（コロンビア）と対戦予定だったが、契約体重の128ポンドを8.7ポンド（3.9キロ）もオーバー。マリアガは合格も試合はあえなく中止となった。

　ヤップは一時期、六島ジムに所属して日本を主戦場に活躍。OPBFバンタム級王座を奪取し、3度の防衛を成功させた。18年9月には井上拓真（大橋）とWBC同級挑戦者決定戦を争って判定負けした。

　16日のイベントは、ライト級世界ランカーのフェリックス・ベルデホ（プエルトリコ）とウィル・マデラ（米）の試合がメインイベントに繰り上がった。