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スーパー王者にパッキャオ君臨の階級

WBAウェルター級暫定王者にジェームス 
スーパー王者にパッキャオ君臨の階級

2020年8月9日 13時24分

 米国大手プロモーションのPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)が8日(日本時間9日)、無観客でイベントを再開。ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで行われたカードのメインで、WBAウェルター級5位ジャマル・ジェームス(米)が同12位トーマス・デュローメ(プエルトリコ)に3-0判定勝ち。WBAウェルター級暫定王座に就いた。

 デュローメ(30)も178センチの身長があるが、ジェームス(32)はそれを上回る188センチの長身を誇る。試合はパンチャーのデュローメが肉迫しジェームスが随所にカウンターを浴びせる展開で進行。

 インターバルでジョエル・ディアス・トレーナーから叱咤されるデュローメは愚直に前進を繰り返すが、右クロスなどジェームスの印象的なブローが決まる。

 それでもデュローメはノーダメージ。しかし前回のアントニオ・デマルコよりも動きに切れ味があるジェームスがデュローメのアタックを吸収しながらアウトボクシングを貫き終了。スコアカードは115-113、116-112、117-111と意外に接近していたが文句ない勝利。戦績を27勝12KO1敗とした。

 ジェームスの唯一の黒星は4年前、上位のユルデニス・ウガス(キューバ)に喫したもの。デュローメは25勝16KO4敗1分。敗戦はテレンス・クロフォード、ウガスらの強豪に敗れたもの。

 WBAのウェルター級はスーパー王者にマニー・パッキャオが君臨。空位のレギュラー王座は9月6日、同じPBCのイベントででWBA1位ウガスとアベル・ラモス(米=WBA6位)の間で争われる。

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