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18年の薬物違反に続き2度目の剥奪

ベナビデス3ポンド超 WBC・S・ミドル級王座失う 
18年の薬物違反に続き2度目の剥奪

2020年8月15日 9時20分

 明日15日(日本時間16日)米コネチカット州アンキャッツビルのモヒガンサン・アリーナでPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)が主催するイベントの計量が14日行われた。

「どうしても落とせなかった」とベナビデス(左)

 メインのWBC世界S・ミドル級タイトルマッチは、王者デビッド・ベナビデス(米)が170.8ポンド(77.47キロ)とリミット168ポンドを2.8ポンドオーバー。再計量に応じることなく、ベルトを放棄した。明日は167.6ポンド(76.02キロ)で合格した挑戦者ロアメル・アングロ(コロンビア)が勝てば王者交代となる。

 ベナビデスは18年に薬物検査でコカインの反応が出て王座はく奪。今回が2度目の王座転落となった。それでも「自分に責任がある。でもどうしても最後の3ポンドが落とせなかった。再計量を拒否したのはサウナで無理に落とすのが嫌だから。会場に入って以降、1日1時間しかジムワークが出来ず減量に影響した。残念なことになったけど、明日は勝ちに行く」とコメントしている。

ロメロ(左)とマリナスはWBAライト級暫定戦

 セミ格で行われるWBAライト級暫定王座決定戦は、同級6位ジャクソン・マリナス(ドミニカ共和国)がリミットの135ポンド(61.23キロ)、7位ローランド・ロメロ(米)が134.8ポンド(61.14キロ)で合格。WBAのライト級はスーパー王者にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、レギュラー王者にジャーボンテ・デイビス(米)が君臨する。

 もう一つのヘビー級10回戦は、昨年タイソン・フューリーに善戦したオト・ヴァリン(スウェーデン)が241.75ポンド(109.66キロ)を計測。相手のトラビス・カフマン(米)は234.25ポンド(106.25キロ)。カフマンは3月、新型コロナに感染したが、回復して明日のリングに臨む。Photos from Amanda Westcott/SHOWTIME

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