7度の挑戦で王座獲得、陥落、復活を繰り返す40歳
不屈の男、堀川謙一のボクシング人生
2020年8月15日 15時52分
2020年8月15日 10時27分
世界6階級制覇王者でフィリピンの上院議員を務めるマニー・パッキャオ(写真)の今後について、タッグを組む殿堂入りトレーナーのフレディ・ローチ氏が語った。ダン・ラファエル氏がボクシングシーンに記事を寄せた。
それによるとローチ氏は、パッキャオと今後について話し合い、「私たちはあと2試合戦い、彼はそのあと政治家にとどまる。ボクシングキャリアを終えたら大統領選に立候補したいと言っている」とパッキャオのプランを明かした。
気になるのはラスト数試合の対戦相手だ。ローチ氏は「私たちは対戦相手について話し合っている。多くの選手の名前が挙がっている」とした上で、「私はマイキー・ガルシアが好きだ。とてもいい試合になるだろう」と元4階級制覇王者の名前を真っ先に口にした。
ローチ氏によると、パッキャオが最も望んでいる2015年に対戦し、莫大な収益を生み出したフロイド・メイウェザーとのリマッチ。このときパッキャオは4ラウンドに肩を痛めており、その意味でもリベンジにかける思いが強いという。ただし、メイウェザーは引退しており、パッキャオ戦のためにカムバックする可能性は低そうだ。
トップランクのボブ・アラムCEOがラブコールを送っているWBOウェルター級王者テレンス・クロフォード(米)との統一戦については、「最もタフな戦いの一つになる」とコメント。パッキャオはクロフォードとの対戦に関心を示していないように思われるが、ローチ氏は「パッキャオはただ戦いたいだけではない。最高の男たちと戦いたいと思っている」と説明した。
いずれにしても対戦相手を決めるのはパッキャオであり、ローチ氏は「私たちは彼が選んだ相手に満足するでしょう」と話している。本人は年内、または来年の早い時期に試合を望んでいるという。Photo/SUMIO YAMADA
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