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テイラーも勝てば年内にも統一戦実現へ

S・ライト級2冠王者ラミレス 4団体統一に意欲 
テイラーも勝てば年内にも統一戦実現へ

2020年8月28日 10時54分

 WBC&WBO世界S・ライト級王者ホセ・ラミレス(米)と元WBC王者の挑戦者ビクトル・ポストル(ウクライナ)が現地時間27日、記者会見を開き、29日(日本時間30日)ラスベガスで開催されるタイトルマッチに向けて抱負を語った。

王者ラミレス(左)と挑戦者ポストル

 2月の中国開催が新型コロナウイルスの影響で何度か延期となり、ようやく迎える一戦。両選手とも延期の影響はなく、コンディションは良好だとアピールした。

 WBAスーパー・IBF王者ジョシュ・テイラー(英)との4団体統一戦が期待されるラミレスは「私は(昨年7月のWBO王者)フッカー戦で大きな勝利を飾ったあと、比類なきチャンピオンになるための旅を続けている。29日は私が統一王者として成長し、成熟した姿を見せたい。ゴールは比類なきチャンピオンだ」と4団体統一に意欲を見せた。

 トップランクのボブ・アラムCEOは、ラミレスとテイラーがそれぞれ防衛戦をクリアすれば、両選手による統一戦を年内にも開催する意向。ボクシングシーンの取材に対し、アラム氏は「今年中に3つか4つのビッグファイトをESPNで放映したい。ロマチェンコvs.ロペス、できればクロフォードの試合、そしてベルチェルトvs.バルデス、ラミレスvs.テイラーだ」と語った。

 ライト級3冠王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)とIBF王者テオフィモ・ロペス(米)は4団体統一戦で10月開催の方向で動いている。WBウェルター級王者クロフォードは対戦相手が見つかるかどうかが問題だ。

 WBC・S・フェザー級王者ミゲール・ベルチェルトと元WBOフェザー級王者オスカル・バルデスは以前から実現が期待されている注目のメキシカン対決。テイラーは9月にイギリスで防衛戦を予定している。Photo by Mikey Williams/Top Rank

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