前WBO･L･フライ級王者アンヘル・アコスタ（プエルトリコ）が自国を離れ数ヵ月前からメキシコ・モンテレーでトレーニングを行っている。アコスタは同地の女子ボクサーで前WBOフライ級チャンピオンのアレリー・ムシーニョ（メキシコ）と交際中。その縁で同地を拠点にしている。プエルトリコのラ・プリメラ・オラ紙が伝えた。

　2人が知り合ったのは、アコスタが王座決定戦で対戦したフアン・アレホがモンテレーの出身であることが関係する。その後アレホをスパーリング相手に起用したことでムシーニョと顔見知りになった。

　元WBC王者でもあるムシーニョはこれまで真道ゴー、天海ツナミの日本人選手と対戦。勝利を収めている。ムシーニョは昨年4月にWBO王座の防衛戦を行った後リングに上がっておらず、現在アルゼンチン選手が王座に就いている。

　これまで21勝21KO2敗の強打者アコスタは昨年10月のライムンド・タブゴン（フィリピン）戦以来リングに登場しておらず、9月のゴールデンボーイ・プロモーションズのイベントで復帰戦が計画される。現在はWBOフライ級2位につけており、延期となっている中谷潤人vs.ジーメル・マグラモ（フィリピン）のWBOフライ級王座決定戦の勝者に挑戦を希望。2階級制覇を目指す。