あす東日本新人王予選9試合
日大出身も“非エリート”宝珠山晃「プロで結果を」
2020年9月5日 16時00分
2020年9月5日 12時36分
1962年にオープンした横浜文化体育館(文体)が6日に閉館となる。5000人規模の会場は手頃な大きさで、ボクシング会場としても古くから利用されてきた。同館のボクシングの歴史を振り返る。
1962年に開館した文体はJR根岸線の関内駅にほど近く、試合観戦に足を運んだファンも多いことだろう。この会場で世界王座を獲得したのは現日本プロボクシング協会会長の花形進、WBC・J・バンタム級王者となった“アンタッチャブル”川島郭志だ。
花形は1974年10月、WBAフライ級王者で軽量失格により王座はく奪となったチャチャイ・チオノイ(タイ)に6回KO勝ち。実に5度目の挑戦で世界チャンピオンに輝いた。
川島の世界タイトル獲得は94年5月。王者ホセ・ルイス・ブエノ(メキシコ)から11回にダウンを奪って判定勝ちした。川島はこのタイトルを6度防衛し、そのうち2試合が文体だった。
横浜市に根を張る大橋ジム初の世界王者、川嶋勝重は04年にWBC・S・フライ級王座の初防衛戦(ラウル・フアレスに判定勝ち)、ラストファイトとなった08年のWBA・S・フライ級王者アレクサンドル・ムニョス戦(判定負け)が文体だった。
大橋ジム関係だとほかに、現バンタム級2冠王者の井上がWBO・S・フライ級王座の7度目の防衛戦でヨアン・ボワイヨ(フランス)を一蹴したのがこの会場。2017年暮れの試合で、WBC・L・フライ級王者、寺地拳四朗とのダブルタイトルマッチだった。同ジムの3階級制覇王者、先日引退を発表した八重樫東はデビュー戦が文体だった。
テレビ東京が2011年にスタートさせた大晦日興行もこの会場だった。このときはWBA・S・フェザー級王者の内山高志がホルヘ・ソリスを豪快にKOしてV4に成功。セミではWBAフェザー級王者のセレスティーノ・カバジェロが細野悟を寄せ付けず貫録勝ちした。
横浜文化体育館は閉鎖後、横浜ユナイテッドアリーナとして生まれ変わり、隣接地には横浜武道館ができる予定。新たな会場でも名勝負は生まれるだろうか。
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