11.7日本ミドル級 2冠の竹迫司登がV4戦
S・ウェルター級世界10位の井上岳志も登場
2020年9月7日 10時39分
2020年9月6日 16時47分
東日本新人王予選が6日、後楽園ホールで5階級、9試合が行われた。三迫ジムの大学出コンビ、芦屋大出身の狩俣綾汰と、日大出身の宝珠山晃がともにデビューから無敗で次戦に進んだ。この日は新人王で今季初めて460人の観客を入れた。
L・フライ級の狩俣は「高校時代からあのスタイル」という前に出るパワフルなボクシングで初回KO勝ち。フライ級のサウスポー宝珠山は「やりにくかった」と言いながら出入りのアウトボクシングで完封勝ち。スタイルの正反対な同門がそろって白星を挙げた。
狩俣は芦屋大、宝珠山は日大と東西の名門大学の出身ながら、2人とも学生時代はスター選手ではなかった。狩俣は大学卒業後に一度は地元のホテルに就職して、10ヶ月で辞めてプロへ。宝珠山も悩んだ末に内定を蹴ってプロの道を選んだ。
狩俣は沖縄の宮古総合実業高在学中、宮古工高ボクシング部で練習して腕を磨いた。宮古工高の同期にはWBC世界フライ級王者、比嘉大吾(Ambition GYM)がいてともに汗を流した仲。狩俣は「追いつきたいけど、もっと練習します」とまずは新人王獲得に照準を定めた。
一方の宝珠山も東福岡高や日大の同期にトップ選手が多く、「いまインタビューを受けているけど、いつも(取材を受けている選手の)後ろのいるような存在だった。昔の自分によくここまできたと言ってあげたい」と本音(?)が飛び出したが、すぐに「次も強い選手になるのでしっかりやりたい」と気持ちを引き締めた。宝珠山は相手の棄権により、次戦は12月20日の決勝になる。
◇ミニマム級
藤岡立樹(鹿島灘)[引き分け0-1(38-39、38-38×)]外村大貴(ワタナベ)
※藤岡が優勢点により次戦進出
◇L・フライ級
青木勇人(協栄新宿)[TKO4回1分23秒]中村雅俊(厚木ワタナベ)
狩俣綾汰(三迫)[KO1回2分50秒]田中稚波(北澤)
◇フライ級
苗村修悟(SRS)[TKO1回41秒]藤田圭(DANGAN AOKI)
宝珠山晃(三迫)[3-0(40-36×3)]松本翔司(伴流)
◇S・フライ級
佐藤陽太(花形)[TKO2回53秒]塩谷洋則(宮田)
久保春平(宮田)[TKO4回1分8秒]松井洋太(三迫)
阿部愛斗(石神井S)[TKO1回17秒]大森建太郎(イマオカ)
◇ミドル級
可兒栄樹(T&T)[3-0(40-36×2、39-37)]石田智裕(RK蒲田)
2025年4月22日 8時48分
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