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クロフォードvs.ブルックは11.14で交渉前進

スター揃いのウェルター級戦線に動き 
クロフォードvs.ブルックは11.14で交渉前進

2020年9月20日 10時59分

 WBO世界ウェルター級王者でパウンド・フォー・パウンド上位のテレンス・クロフォード(米=写真右)と元IBF同級王者ケル・ブルック(英=同左)の一戦が11月14日の開催を目指し、交渉が進んでいることが明らかになった。イギリスのスカイスポーツが報じた。

 それによるとクロフォード擁するトップランクのトッド・ドゥボーフ社長は「この試合は両選手にとって理にかなっている。候補は11月14日、場所はスタジオタイプの環境があるラスベガス」とコメント。クロフォードの故郷であるオマハも開催地の候補として残っているという。

 これまで3階級を制し、ウェルター級最強の呼び声も高いクロフォード(36勝27KO)の対戦相手を巡っては、強豪ライバルがPBC傘下であることから交渉が難航。無敗のIBF&WBC王者エロール・スペンスJr(米)との頂上対決は話が進まず、ボブ・アラムCEOがプッシュするWBAスーパー王者マニー・パッキャオ(比)との交渉もまとまらなかった。

 クロフォードはビッグマッチが実現せずストレスをためている状態。ブルック(39勝27KO2敗)は16年に元ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)、17年スペンスに完敗したとはいえ、名前のある実力者であり、悪くない相手だ。

 ブルックがここ数試合をS・ウェルター級で戦っているのは気になるところだが、プロモーターのエディ・ハーン氏も前向きな発言をしており、ここは交渉がうまくまとまることに期待したい。

 なおスペンスは11月21日、元2階級制覇王者ダニー・ガルシア(米)との防衛戦が決まっている。41歳のフィリピン上院議員、パッキャオの防衛戦の予定は立っていない。

■ウェルター級世界王者
WBAスーパー マニー・パッキャオ(比)
WBAゴールド バージル・オルティス(米)
WBC エロール・スペンスJr(米)
IBF エロール・スペンスJr(米)
WBO テレンス・クロフォード(米)

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