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悲願のタイトル獲得に向け生き残る

つくばの試合 日本3位の高橋竜也3-0判定勝ち 
悲願のタイトル獲得に向け生き残る

2020年9月21日 9時47分

 ヤマグチ土浦ジム主催の興行が20日夕つくばカビオ(茨城・つくば市)で行われ、メインのS・バンタム級8回戦では、同ジム所属の日本3位高橋竜也が登場。元近畿大学ボクシング部キャプテンの城後響(三迫)に小差の3-0判定勝ちを飾った。

高橋はタイトルマッチに望みをつないだ(右)

 関西の井岡ジムから三迫ジムに移籍してこれが第一戦の城後は、立ち上がりジャブ、ワンツーを繰り出して好調をうかがわせた。しかし高橋もしつこい連打で応戦し、ペースを与えない。

移籍第1戦の城後(右)もいい場面を作った

 高橋は偶然のバッティングで、城後はヒッティングでそれぞれ前半から左目上をカットして出血。その後は両者血まみれで最後まで接戦を展開した。そのまま8回終了ゴング。判定は1~4ポイント差で高橋の勝利を支持した。

 これで高橋(31歳)は32勝21KO9敗6分。城後(26歳)は10勝5KO3敗。

 セミのS・ウェルター級6回戦では、昨年度の東日本ウェルター級新人王・足名優太(渡嘉敷)が地元の根本裕也(ヤマグチ土浦)に2-0判定勝ち。

不敗を守った堀川

 同じくL・フライ級6回戦で2018年度のアマチュア高校全日本王者の堀川龍(三迫)が亀山大輝(ワタナベ)にやや手を焼いたものの3-0判定勝ちを飾っている。茨城出身の堀川(20歳)はこれで3勝1KO不敗1分。

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