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ライト級白熱! WBC王者ヘイニーはガンボア戦有力

2020年9月21日 10時48分

 WBC世界ライト級“レギュラー”王者デビン・ヘイニー(米)と五輪金メダリストで3階級を制したビッグネーム、ユリオルキス・ガンボア(キューバ)との対戦交渉が進んでいる。ボクシングシーンが報じている。

再浮上を狙うガンボア

 ヘイニーのプロモーターであるマッチルームボクシングのエディ・ハーン氏はかつて、ヘイニーの対戦相手候補にガンボアとWBCフェザー級王者ゲイリー・ラッセルJr(米)の名前を挙げていた。

 これを踏まえてボクシングシーンは20日、ガンボア戦が有力と報道。ガンボアのマネジャー、ロドリゲス氏は「ユリはこの試合にとても興奮している」、「いまは契約書が届くのを待っている段階で、主要な問題はすでに解決している」と契約が大筋で合意していると明かした。日程は11月7日が有力だという。

 暫定を含めてフェザー級からライト級まで3階級を制した38歳のガンボア(30勝18KO3敗)は昨年暮れ、WBAライト級王者ジェルボンテ・デイビス(米)に12回TKO負け。再浮上に燃えている。

左からガルシア、ロペス、ヘイニー

 ライト級は3冠王者のロマチェンコを筆頭に、そのロマチェンコに挑むIBF王者ロペス(米)、デイビス、ヘイニー、ルーク・キャンベル(英)とのWBC暫定王座が決まったライアン・ガルシア(米)と20代の無敗ホープがひしめいている。

 有力選手の多くが20代で、今後は楽しみなバトルの勃発に期待が集まる。ヘイニーもビッグネームであるガンボアを撃破してさらに格を上げたいところだろう。

 いまのところ10月17日にロマチェンコvs.ロペスが行われるほか、デイビスが10月24日、3階級制覇のレオ・サンタクルス(メキシコ=米)と防衛戦を予定。ガルシアvs.キャンベルも年内の開催を目指している。

■ライト級世界王者
WBAスーパー ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
WBA ジェルボンテ・デイビス(米)
WBAゴールド イバン・メンディ(仏)
WBCフランチャイズ ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
WBC デビン・ヘイニー(米)
IBF テオフィモ・ロペス(米)
WBO ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)

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