ボクシング今日は何の日 畑山隆則vs.坂本博之
20世紀最後の白熱ビッグマッチから20年
2020年10月11日 10時59分
2020年10月10日 14時46分
前WBO・S・バンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ=写真)が2階級制覇に成功した。9日(日本時間10日)ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンター(通称ザ・バブル)でゴングが鳴ったWBO世界フェザー級王座決定戦は、同級1位位エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が2位ルーベン・ビジャ(米)に12回3-0判定勝ち。
初回、サウスポーのビジャが軽快な動きでナバレッテの強打をかわしていたが、メキシカンの左ロングアッパーが決まりビジャがダウン。先制したナバレッテは構えを左右にスイッチして圧力をかけて行く。この日まで18勝5KO無敗と非力のビジャはフットワークをフル回転して対処。しかし4回またもナバレッテの左フックが命中。2度目のダウンを喫した。
以後、ナバレッテは動き回る相手に断続的にプレスをかけて対処。そのままラウンドを連取したと推測されたが、ジャッジはビジャが時おり決めるパンチを評価。ポイントは挑戦者に流れていた。それでも最終回に追い込んだナバレッテが114-112×2。115-111のスコアで2つ目のベルトを巻いた。ナバレッテは33勝28KO1敗。
ストップ勝ちは6つで途切れたナバレッテだが勝利優先を強調。そしてフェザー級で対戦した相手にIBF王者のジョシュ・ウォーリントン(英)を挙げた。「ウォーリントンが一番、自分と噛み合うと思う。彼は脚を使わないで向かってくるし手数が多い」のがその理由。ナバレッテの戴冠でフェザー級が活気を帯びる気配だ。
同じリングのS・ライト級8回戦で、強打のプロスペクト、エルビス・ロドリゲス(ドミニカ共和国)がキャメロン・クリエル(米)に3回53秒KO勝ち。戦績を10勝10KO1分無敗と伸ばした。Photo/SUMIO YAMADA
■フェザー級世界王者
WBAスーパー レオ・サンタクルス(メキシコ=米)
WBA シュ・ツァン(中)
WBC ゲーリー・ラッセルJr(米)
IBF ジョシュ・ウォーリントン(英)
WBO エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)
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