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WBO1位のカテラルが統一戦優先に合意

テイラーvs.ラミレス S・ライト級4冠戦が前進 
WBO1位のカテラルが統一戦優先に合意

2020年10月11日 12時38分

 ファンの期待を集めるS・ライト級4団体統一戦が実現に向けて大きく前進した。WBOの指名挑戦権を持つジャック・カテラル(英)が権利行使を保留して挑戦を待つことに合意。カテラルをプロモートするフランク・ウォーレン氏がイギリスのBTスポーツに語った。

 S・ライト級はホセ・ラミレス(米=写真右)がWBCとWBO王座を保持し、ジョシュ・テイラー(英=同左)がWBAスーパーとIBF王者として君臨する。両者ともに対戦を望んでいるが、長く挑戦を待たされているWBO1位カテラルの出方が問題になっていた。

 これに関してウォーレン氏は「勝者がジャックと戦うことを条件に統一戦は実現に進む。ジャックはすべてのベルトをかけて戦うことができる」と契約が合意したことを明かした。さらには「テイラーに勝ってほしい」とコメント。すぐにラミレスに挑戦するよりも、できれば4冠王者となったテイラーに挑戦するのがベストという考えのようだ。

 無敗王者のテイラー(17勝13KO)とレミラス(26勝17KO)はともにトップランク傘下で、ラミレスが8月、テイラーが9月にそれぞれ防衛戦に勝利。トップランクのボブ・アラムCEOは年内の統一戦実現を目指している。

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