May
02
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

17°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > WBC・S・フライ級エストラーダ 11回TKO勝ち 
元王者クアドラス ダウン奪うも力尽きる

WBC・S・フライ級エストラーダ 11回TKO勝ち 
元王者クアドラス ダウン奪うも力尽きる

2020年10月24日 15時43分

 23日(日本時間24日)メキシコシティのTVアステカのスタジオで挙行されたトリプル世界戦のメイン、WBC・S・フライ級タイトルマッチは、王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ=写真)が元王者で3位のカルロス・クアドラス(メキシコ=帝拳)に11回2分22秒TKO勝ち。17年の初戦に続き返り討ちを果たすともにV2に成功した。

クアドラスを追い込むエストラーダ(右)

 両者の勝利への執念がぶつかり合い激戦が展開された。1年2ヵ月ぶりのリングとなるエストラーダ(30)にリベンジを目指すクアドラス(32)がスピードを生かして対処。3回終盤、右アッパーから左フックのコンビネーションでエストラーダをキャンバスに落とす。思わぬ劣勢を強いられたエストラーダだが、5回あたりからペースを奪回。右強打、左アッパーなどでラウンドを連取する。

 手数でも優勢なエストラーダはボディーに的を絞り、なおもチャージ。時おり効いた表情を見せるクアドラスを追い込む。しかしクアドラスも懸命にパンチをリターンして対抗。目の離せない攻防が続く。

元王者クアドラスはついに力尽きた

 10回、左右連打で盛り返したクアドラスに11回、エストラーダの左が炸裂。ロープ際にクアドラスが倒れる。カウント後、王者の右でクアドラスは頭から沈む。ここでも続行されたが、最後、連打でのけ反るとレフェリーが割って入った。

 激闘を制したエストラーダは41勝28KO3敗。ロマゴンとの統一戦兼再戦に向けて前進した。キャリア初のストップ負けのクアドラスは39勝27KO4敗1分。Photos: Ed Mulholland / Matchroom

Related article
関連記事