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37歳の丸岡宣男は無念 判定負けで引退へ

東日本新人王準決勝 苗村修悟、平野和憲ら決勝へ 
37歳の丸岡宣男は無念 判定負けで引退へ

2020年10月31日 20時09分

東日本新人王準決勝が31日、後楽園ホールで7階級7試合が行われた。フライ級の苗村修悟(SRS)は初回TKO勝ちでデビューから4連続KO勝ち、フェザー級の元立教大主将、平野和憲(KG大和)は3連続KO勝利で決勝進出した。

4連続KO勝ちの苗村はいきなりダウンを奪った

S・フェザー級の丸岡宣男(高崎)は0-3判定で敗れた。すでに37歳を超えており、規定によりライセンスは失効、この試合をもって引退となった。残りの準決勝は11月3日に行われる。

◇L・フライ級
青木勇人(協栄新宿)[TKO4回1分20秒]三原陽太(戸髙秀樹)
両者ともに中間距離で打ち合い、青木が3回にジャブ、右ストレート、左フックで抜け出し、左フックで三原からダウンを奪う。4回、三原が左右の目じりを切り、出血がひどくTKOとなった。青木は4勝3KO。三原は3勝3KO1敗。

◇フライ級
苗村修悟(SRS)[TKO1回53秒]齋藤哲平(M.T)
苗村がスタートからパワフルに攻め、左右のフックでなぎ倒すように最初のダウンをゲット。さらにダウンを追加して53秒で試合を終わらせた。苗村は4勝4KO。齋藤は3勝2KO1敗。

富岡は43秒で試合を終わらせた

◇S・フライ級
富岡浩介(REBOOT.IBA)[TKO1回43秒]佐藤陽太(花形)
日本ライト級5位の富岡樹の従兄弟、サウスポーの富岡が距離を取りながら踏み込んで左ストレートを一閃。ダウンした佐藤は立ち上がったもののフラフラでストップとなった。富岡は4勝3KO。佐藤は2勝2KO1敗。

◇バンタム級
神津徳臣(角海老宝石)[2-0(39-37、38-38、40-36)]森朝登(ワールドS)
サウスポーの森が2回、出入りのボクシングを機能させ左を上下に打ち分けた。体格で勝る神津は3回に圧力を強めて右ストレートと左フックを好打。4回も神津が攻め、森も応戦したが、神津が押し切る形となった。神津は6勝1KO1敗。森は4勝3KO3敗。

◇S・バンタム級
二瓶竜也(DANGAN郡山)[2-1(39-37×2、37-39)]吉岡新(マナベ)
動きながらコンパクトにパンチを出す吉岡が好スタートを切るが、2回から二瓶が圧力をかけ、右スレート、左ボディで吉岡に迫る。前に出た二瓶に軍配が上がった。二瓶は5勝1KO1分。吉岡は2勝2KO3敗1分。

苦しみながら3連続KO勝利を収めた平野

◇フェザー級
平野和憲(KG大和)[TKO4回1分35秒]柿元蓮(ワタナベ)
右を狙う長身の平野に柿元は距離を詰めてパンチをまとめるボクシング。柿元が浅いながらも左右のフックをヒットし、3回は平野が前に出て打ち合うシーンが増えた。4回、平野は前に出て接近戦で右アッパーを決めると柿元がグラリ。平野が畳みかけたところでストップとなった。平野は3勝3KO。柿元は3勝2敗。

◇S・フェザー級
ドミニク謙心(リングサイドフィットネス)[3-0(40-36×2、39-37)]丸岡宣男(高崎)
ひたすら前に出る丸岡をドミニクがアウトボクシングでコントロールしようとした。丸岡の前進に手を焼いていたドミニクは3回、左ボディを丸岡に効かせて攻め立てる。4回は丸岡がガッツを見せたものの及ばなかった。

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