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12月にWBC王者ウバーリがドネアと防衛戦
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2020年11月1日 日曜日

バンタム級最前線 井上尚弥の4団体制覇の行方 
12月にWBC王者ウバーリがドネアと防衛戦

 WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)がWBA2位、IBF4位のジェーソン・モロニー(オーストラリア)を7回KOで下してクラス最強をあらためて証明。井上が4団体制覇を目指すバンタム級最前線をおさらいしてみよう。

■バンタム級世界王者
WBAスーパー 井上尚弥(大橋)
WBA ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)
WBC ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)
IBF 井上尚弥(大橋)
WBO ジョンリール・カシメロ(フィリピン)

左からドネア、井上、ウバーリ、カシメロ

 上記のチャンピオンの中で試合が決まっているのはWBC王者のウバーリだ。12月12日、米コネチカット州アンキャスビルで元5階級制覇王者の挑戦者ノニト・ドネア(フィリピン)との指名試合がセットされている。

 昨年12月、暫定王者だった井上拓真(大橋)との団体内統一戦を制したサウスポー王者と、昨年11月のWBSS決勝で井上尚弥に激闘の末敗れたドネア。技巧派のウバーリと、井上戦で健在ぶりをアピールした強打者ドネアはどちらが勝つのか? 井上にとってウバーリが相手なら弟の敵討ち、ドネアが相手なら眼窩底骨折を負わされた相手と因縁の再戦となる。

 WBO王者のカシメロは4月に井上との3団体統一戦が組まれながら新型コロナウイルスの影響により延期となった。9月に路線を変更してデューク・ミカー(ガーナ)との防衛戦に勝利。井上との3団体統一戦はベンディング状態ながら、カシメロ陣営は試合報酬のアップを目論んでいる様子で、今後の交渉が注目される。

 ファンの間で待望論もあるのが元五輪金メダリスト、リゴンドウとの対戦だ。40歳になったリゴンドウとはいえ、かつての圧倒的な強さの印象はまだ残っているということだろう。あのリゴンドウが井上相手にどんな試合を見せるのかは確かに興味深い。

IBFが井上に対して1位挑戦者マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との指名試合をオーダーする見通しで、まずはそれを優先させなければならない可能性もある。だれもが井上と対戦したいと願う中、水面下でさまざまな交渉が始まりそうだ。

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