日本語

Home > ニュース > ベテラン石田匠が真骨頂 ホープ石井渡士也に勝利
ニュース

2020年11月23日 月曜日

ベテラン石田匠が真骨頂 ホープ石井渡士也に勝利

 23日、兵庫県三田市の郷の音ホール(三田市総合文化ホール)で行われた注目のバンタム級8回戦は元日本S・フライ級王者の石田匠(現IBF13位、井岡)が日本バンタム級10位の石井渡士也(REBOOT.IBA)に3-0判定勝ち。世界戦線浮上に後がないベテランがプロ4戦目のホープの挑戦を退けた。

石田(右)は生命線のジャブから右につなげた

 無敗で評価の高い19歳、石井を迎えた石田には心中期するものがあったろう。試合は立ち上がりから緊張感があった。左ジャブの差し合いは石田がすばやさと的確さでリード。

 出ばなをくじかれた石井はジャブの相打ちで出遅れたくない気持ちが空回りし、ペースをつくりづらそう。パワフルなパンチは大振りとなり、左ボディも懐を深く使う石田に届かない。3回は石田の右ストレートで左マブタを切られた。

 それでも石井は強い圧力で対抗したが、石田は動きながら生命線のジャブに加え、左ボディアッパーもカウンターで差し込むなど最後まで崩れず。ジャッジは78-74、77-75、79-73で石田を支持。開きすぎの感のある採点もあるが、石田の勝ちは順当なところ。

 勝者は「(石井の)パンチは結構ありました。でもそこで(引いて)負けるといつもと同じなので踏ん張りました」。石井に対しては「僕に勝ったら(名が上がる)という勢い、それは刺激になりました。石井選手もまだまだ伸びると思います。きょうは舐めてもなかったし、どちらかといえば緊張していた」と語った。健在をアピールした石田は29勝15KO2敗。

 一方の石井(3勝2KO1敗)は「一発当たれば倒せると狙い過ぎました。自分をコントロールできなかったのがすべて」。試合でしかできない経験を今後に生かすと誓っていた。

 このほかの8回戦は、フライ級戦が松岡新(大成)が渡邉秀行(DANGAN郡山)に3-0判定勝ち。バンタム級戦は池上渉(DANGAN郡山)が玉田汐響(井岡)に7回1分49秒KO勝ちだった。

Related

関連記事