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12.26日本ユースS・ライト級王座決定戦へ

19歳の佐々木尽が爆発 3連続初回KO勝ち 
12.26日本ユースS・ライト級王座決定戦へ

2020年11月23日 20時27分

 日本S・ライト級14位の佐々木尽(八王子中屋)が23日、新宿フェイス「A-SIGN.BOXING」のメインイベントに登場。ウェルター級6回戦で宮崎辰也(マナベ)に1回2分53秒TKO勝ちした。佐々木は3試合連続初回KO勝ちで、デビューからの連勝を9(8KO)に伸ばした。

佐々木は勢いが違った

 スタートから佐々木は倒す気満々。ベテランの宮崎はガードを上げて、ボディ打ちで抵抗したが、佐々木が右フックを打ち下ろすと、たまらずキャンバスにヒザをついた。

 佐々木は立ち上がった宮崎を攻め、宮崎も右カウンターを一発決めて盛り上げたものの、佐々木の強打でダメージを深め、最後はロープ際に崩れるようにTKOとなった。

試合後にフェイスオフした佐々木(左)と石脇

 佐々木は9勝8KO。36歳の宮崎は9勝9KO14敗1分。佐々木はこの日の勝利により12月26日、墨田区総合体育館で日本同級15位の石脇麻生(寝屋川石田)と日本ユースS・ライト級王座決定戦(承認待ち)を行う。

 また、来月26日のイベントでは10月に中止となった千葉開(横浜光)と石川春樹(RK蒲田)の8回戦があらためて決定。メインイベントは伊藤雅雪(横浜光)vs.三代大訓(ワタナベ)の注目ライト級以外でも興味深いカードがそろえられた。

近藤(左)は終盤に攻めてダウン挽回の勝利

◇ライト級6回戦
近藤哲哉(横田S)[2-0(57-56×2、57-57)]鯉渕健(横浜光)
 鯉渕がガードを高く上げてワンツー、パワフルな近藤が右強打を振っていった。3回、鯉渕が左ボディを効かせ、ロープを背負った近藤に右を浴びせてダウンを奪う。近藤はここから攻め続けたが、フィニッシュすることはできなかた。4回以降は近藤が強打で迫り、鯉渕がこれをガードでしのぐ展開。近藤が押し切って逆転勝ちした。5勝3KO2敗。鯉渕は6勝5KO5敗。

藤岡(右)はよく攪乱してペースを渡さなかった

◇58.0キロ6回戦
藤岡飛雄馬(宮田)[3-0(58-56×2、60-54)]牛島龍吾(八王子中屋)
 サウスポーの藤岡が出入りのボクシングで牛島を翻弄した。牛島はジワジワとプレスをかけて右を狙ったが、藤岡に先手を許す苦しい展開。終盤、牛島が前に出て手を出したものの、最後まで藤岡がペースを握る試合だった。3連敗から脱出の藤岡は11勝1KO10敗1分。牛島は4勝2KO2敗2分。

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