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2020年12月2日 水曜日

あす女子世界戦 因縁再戦は宮尾か多田か?

 あす後楽園ホールで行われるWBO女子世界ミニマム級再戦の計量が2日に行われ、多田悦子(真正)と宮尾綾香(ワタナベ)ともに47.5キロでパスし、コンディショニングにも「ばっちり」と口をそろえた。

元世界王者の因縁再戦。多田(左)と宮尾が激突

 元WBA、WBC、WBO同級王者のサウスポー多田と元WBAアトム級王者の宮尾は今年1月に対戦し、三者三様のドロー。WBOミニマム級の新チャンピオンは決まらなかった。その後、宮尾はベトナムでタイトル再挑戦の計画があったが、コロナ禍であえなく消滅している。

 多田は初戦の前に右太ももの肉離れを発症し、試合中は「自分の体でないみたいだった」という。手術の一歩手前の重傷だったが、それもいまは「全然マシ」とのことだ。持ち前のスピードとタイミングを生かしたボクシングを披露するつもりだと意気込んだ。

「宮尾さんどうこうよりも、自分が自信を持ってリングに上がれることを考えて調整してきましたから」と多田。女子ボクシングを引っ張ってきたベテランも「最終章」を自覚している。宮尾に勝って、目標の「4団体制覇」に進むつもりだ。

 一方の宮尾には2階級制覇のかかる一戦。9月に予定されていたベトナムの試合がなくなったが、打倒多田に向けて入念なトレーニングを積んできた。「長身のサウスポーという一番やりづらいタイプとどう戦うか。多田さんのための戦略を練ってきました」と自信ありげ。

 初戦の反省から、手数や正確さをアップさせて明白にポイントを取るつもりという。「リーチ差を考えると中に入るしかありません。入ったら小回りを利かせて打つしかありません」と、特に攻撃面の向上を図ったようだ。パートナー不足に泣きスパーリングは「ゼロ」というが、やれることをやってきたという宮尾の声は力強かった。

 多田か、宮尾か? 女子トップ選手同士のリマッチの行方は――。多田(39歳)は19勝6KO3敗3分、宮尾(37歳)は23勝6KO8敗2分。写真提供=ワタナベジム

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