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フューリーとのヘビー級4団体統一戦に期待
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2020年12月13日 日曜日

ジョシュアが完勝 最後は右一発で9回KO 
フューリーとのヘビー級4団体統一戦に期待

 ヘビー級3冠戦が12日(日本時間13日)英ロンドンのSSEアリーナで行われ、WBAスーパー・IBF・WBO王者のアンソニー・ジョシュア(英)がIBF1位クブラット・プレフ(ブルガリア)に9回2分58秒KO勝ち。昨年12月、アンディ・ルイスJr(米)から取り戻した王座の初防衛に成功した。コロナパンデミック発生以来、イギリスで初の客入れ興行で、1000人の観衆が試合を見守った。

 ジョシュアは昨年6月、格下とみられたルイスにまさかの7回TKO負けを喫し、同年12月のダイレクトリマッチで判定勝ち。3本のベルトを取り戻して以来のリング。39歳の古豪プレフを相手に再び強さをアピールできるかに注目が集まった。

 様子見の立ち上がりからジョシュアは2回、ジャブを機能しはじめ試合の主導権を握りにかかる。3回、体格で劣るプレフは圧力を強めようとしたが、ジャブの打ち終わりにジョシュアの右が炸裂。グラリとしたプレフをジョシュアが攻め立て、プレフが背中を向けるようにしてコーナーにうずくまった。

 立ち上がったプレフに対し、攻めるジョシュアの右アッパーが決まると、プレフが背中からダウンした。2つのダウンを奪ったジョシュアは4回以降、ジャブをコンスタントに当てながら右を打ち込むチャンスを伺った。プレフもガッツを見せて前に出ようとするが、ジョシュアのジャブとバックステップで思うように攻められない。

 ジョシュアは7回にペースアップ。プレフは右ストレートを1発ヒットしたが、これがこの試合唯一の見せ場となった。

 クライマックスは9回だった。ジョシュアが右アッパーでプレフにダメージを与えると、追撃で挑戦者がダウン。プレフが立ち上がって試合再開後すぐ、ジョシュアが強烈な右ストレートをプレフのアゴに決めて10カウントを聞かせた。

 試合後すぐ観戦に訪れていたフロイド・メイウェザー氏に歩み寄って言葉を交わしたジョシュアは24勝21KO1敗。2021年は同胞のWBC王者タイソン・フューリーとの統一戦実現が期待される。14年11月のウラジミール・クリチコ戦以来、2度目の世界挑戦が実らなかったプレフは28勝14KO2敗。

 セミのクルーザー級12回戦は、リオデジャネイロ五輪イギリス代表のローレンス・オコリーがニコデム・イェゼウスキ(ポーランド)に2回1分45秒TKO勝ちでWBOインターナショナル同級王座を獲得した。オコリーは初回、長いリーチを生かして右ボディストレートでダウンを奪うと、右を突き刺してダウンを追加。2回に再び右で試合を決めた。

オコリーは当初、元王者クリストフ・グロワスキ(ポーランと)と空位のWBO同級王座を争う予定だったが、グロワスキが新型コロナウイルス感染により欠場し、試合が変更となった。戦績は15勝12KO。イェゼウスキは19勝9KO1敗1分1無効試合。

 WBCヘビー級王者タイソン・フューリーの従兄弟、ヒューイ・フューリー(英)はヘビー級10回戦でマウリシュ・ワフ(ポーランド)に判定勝ちした。スコアは100-90×2、99-91。

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