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ロマゴンvs.エストラーダあすダラスで対決 S・フライ級統一戦

2021年3月13日 9時01分

 米テキサス州ダラスのアメリカンエアラインズ・センターで明日13日(日本時間14日)ゴングが鳴るS・フライ級統一戦の計量が12日行われ、WBAスーパー王者ローマン・ゴンサレス(帝拳=ニカラグア)、WBC王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)とも114.8ポンド(52.07キロ)を計測。リミットの115ポンドを合格した。

2冠を手にするのはエストラーダ(左)か。ロマゴンか

 両者は12年11月ロサンゼルスで対戦。ゴンサレスのWBA・L・フライ級王座にエストラーダが挑戦。ゴンサレスが3-0判定勝ちを収めた。その後“ロマゴン”は八重樫東に9回TKO勝ちでWBCフライ級王座に就き4度防衛。16年9月、WBC・S・フライ級王者カルロス・クアドラスを下し、ミニマム級からの4階級制覇に成功する。

 しかしV1戦でタイのシーサケット・ソールンビサイに微妙な判定で初黒星。再戦でよもやの4回KO負けで連敗。しかし翌年再起すると20年2月、WBA王者カリド・ヤファイに9回TKO勝ちで4年ぶりに王座に復帰。WBAスーパー王者に昇格し、明日が2度目の防衛戦になる。戦績は50勝41KO2敗。33歳。

 一方エストラーダはゴンサレス戦の次戦でブライアン・ビロリアに競り勝ってWBA・WBO統一フライ級王者に。15年9月までに5度の防衛を果たす。その後S・フライ級に進出し、18年2月、WBC王者シーサケットに挑戦したが2-0判定負けに終わる。

 しかし1年2ヵ月後の再戦で明白な判定勝ちでリベンジ。拳の負傷やコロナ禍で思うようにリングに上がれなかったが、20年10月にはクアドラスとの再戦で、ダウン応酬戦を制して11回TKO勝ち。2度目の防衛を果たした。戦績は41勝28KO3敗。30歳。今回は、やや有利の予想が出ている。

マキャスキル(左)とブレークフスは因縁の再戦

 セミ格の世界女子ウェルター級4冠統一戦は、昨年8月15日の初戦のダイレクトリマッチ。大番狂わせで一気に4ベルトを奪ったジェシカ・マッキャスキル(米)が144.6ポンド(65.59キロ)、それまで25度連続防衛を果たしていた前王者セシリア・ブレークフス(ノルウェー)が145ポンド(65.77キロ)でリミットの147ポンドをクリアした。Photo by Ed Mulholland / Matchroom

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