5.13フェザー級2冠戦 清水聡vs.森武蔵 セミに松本圭佑を抜擢
2021年3月15日 11時22分
2021年3月14日 21時43分
日本ボクシングコミッション関西事務局は14日、大阪市東成区のグリーンツダジムでプロテストを行った。23人が受験、B級1人とC級17人の18人が合格した。
元世界3階級王者、亀田興毅氏(34)が会長を務め、1日に同市西成区に開設したばかりの3150(サイコー)ファイトクラブからは船橋真道(25)、佐々木る玖(るく=18)、文能駿祐(19)の3人が受験、3人そろって合格を果たし、元世界2階級王者、亀田知毅(29)に続いて所属プロ選手になった。
3人は亀田会長の父史郎氏が指導していたアマチュアジム出身。船橋は近畿大学時代に空手の全日本学生選手権男子組手で優勝、東京五輪候補の名を連ねていた猛者。ボクシングの技術を空手に生かしたいとアマジムに通っていた。「五輪の夢は消えたが、もっと燃えるものを」 とプロボクサーに転身した。「早くデビュー戦を戦い、来年は新人王にチャレンジします」と空手王者からの飛躍を目指す。
佐々木は兵庫・飾磨高校を卒業したばかり。高校でボクシング経験があり、「亀田会長にミットを受けていただき、普段通りにやればいいとアドバイスを受けました。いろんな人に応援してもらえるようにがんばります」。大阪・八尾市出身で空手の経験がある文能は「きょうは少し緊張した。パンチ力には自信があるので、リングで暴れたい」とそれぞれ抱負を語った。
亀田会長は「3人ともデビュー前から注目されているし、応援してくれるファンもたくさんいるので将来が楽しみ」と愛弟子3人の誕生を喜んでいた。
また、B級には芦屋大学ボクシング部で活躍、18年の全日本選手権ベスト4の小林豪己(真正)が合格。フュチュールジムからは大量6人が受験し、カナダのウエスタンオンタリオ大学から京都大学大学院に進んだ中国人留学生の孫雨章ら5人が合格した。
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