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ヘリングの防衛か、フランプトンの3階級制覇か 今週末ドバイでWBO・S・フェザー級戦

2021年3月31日 13時39分

 WBO世界S・フェザー級タイトルマッチが4月3日、アラブ首長国連邦のドバイで開催される。これが3度目の防衛戦となる王者ジャメル・ヘリング(米=写真左)に元S・バンタム級2団体統一王者のカール・フランプトン(英=同右)が3階級制覇をかけて挑む。

 新型コロナウイルスの影響で何度か延期された末に、ロンドンから中東のドバイに場所を変えての一戦。これが伊藤雅雪(横浜光)から奪った王座の3度目の防衛戦となるヘリング(35=22勝10KO2敗)は「S・フェザー級チャンピオンとしての地位を確固たるものにする」と知名度で上回るフランプトン戦の意気込みを語っている。

 ヘリングが試合1週間前に現地入りしたのに対し、フランプトン(28勝16KO2敗)は2週間以上前となる3月16日に現地入り。時差と気候に対応するためで、フランプトンはボクシングシーンに「彼らはアメリカを出国するのが遅すぎる。大きな間違いを犯した」と話し、王座獲得に自信を見せた。

 ブックメーカーによる予想は拮抗しながらも、現時点でフランプトンがやや有利というオッズを出している。ヘリングの防衛か、フランプトンの3階級制覇か、注目の一戦だ。

 なお、前座には元4階級制覇王者のドニー・ニエテス(フィリピン)が登場。4階級制覇を達成した18年大みそかの井岡一翔(Ambition)戦以来、2年3ヶ月ぶりのリングでパブロ・カリージョ(コロンビア)と対戦する。カリージョは2014年に井岡と対戦して敗れたあと、井岡弘樹ジムと契約して日本で3試合している選手。

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