５月５日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で国内復帰初戦を戦う元世界2階級王者、亀田和毅（29＝3150ジム）に20日、時価100万円のビッグなプレゼント。京都市上京区の老舗織物会社「スコープココ」が制作したシルクが素材の着物の入場ガウン。同社はX JAPANのYOSHIKIがプロデュースした着物を販売しており、亀田興毅会長は「X TOMOKIで売り出したい」。

　スコープココの加納圭悟社長は、和毅が8年ぶりに地元大阪で試合をするのにふさわしいリング衣装をと提供した。高級シルクにレースをあしらった真っ白なガウンで背中には亀田和毅の赤い刺繍がほどこされている。

試着した和毅は「ボクサーで着物のガウンをまとうのは初めてなので、めっちゃうれしい。試合まで２週間近くなので、集中して体調を整えていきます」と三宅寛典（32＝ビッグワン）との２年ぶりの試合に気合いが入った。

　亀田会長は「大阪は新型コロナ感染拡大で試合がどうなるかわからない状況だが、JBCの指示に従って興行を行う予定。コロナで落ち込んでいる方々を少しでも勇気づけられるようなイベントにしたい」と3150ジムの初興行に前向きの姿勢を崩さなかった。＝提供写真＝