ナバレッテあすフロリダ登場 WBOフェザー級V1戦
ベルランガ 17連続初回KO勝ちなるか
2021年4月24日 9時30分
2021年4月23日 15時43分
あす24日、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催されるWBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチの計量が23日、現地で行われ、元WBC世界フライ級王者でチャンピオンの比嘉大吾(Ambition)と挑戦者5位の西田凌佑(六島)がともにリミットの53.5キロをマークし、あすの試合に進んだ。
昨年大みそかにストロング小林佑樹を下してWBO・AP王座を獲得した比嘉(25=17勝17KO1敗1分)が故郷の沖縄で凱旋防衛戦を迎えた。計量後にオンラインで会見した比嘉は「沖縄がいいと感じるのは試合が終わったあとだと思う」と気持ちを引き締めた。
対戦相手の西田は近大出身の長身サウスポー。昨年12月、元日本王者の大森将平(ウォズ)を下して株を上げた。比嘉は「打ち合いになるか、自分が追いかけて相手がさばくのか分からない。どっちになってもいいように練習してきた。最終的には倒したい」としっかりボクシングを組み立てて、期待のKOにつなげようとしている。
現在の世界ランキングはWBA6位、WBO7位、IBF12位、WBC13位。世界2階級制覇を狙う身としてはすぐにでも挑戦したいところだが、4団体のチャンピオンはスケジュールが埋まっており、挑戦の見通しは今のところ立っていない。いずれにしても凱旋防衛戦でしっかり勝利し、存在感を見せつけたいところだ。
2019年10月にプロデビューし、わずか4戦で今回のチャンスを手にした西田(24=3勝1KO)は勝てば大森戦を上回る大物食いで、地域王座獲得の国内最速タイ記録のおまけもついてくる。「比嘉選手がKOで勝つと思っている人が多いと思うけど、練習してきたことを出して勝ちたい」と落ち着いた口調で語った。
実績から不利の予想は当然と言えるが、フライ級から上げてきた比嘉に対し、S・バンタム級から落とした西田が体格面で優位に立つのは間違いない。西田は「比嘉選手の打ち合いの距離に入らず、脚を使うボクシングで大振りのパンチをかわしてカウンターを当てるのが理想的」と試合をイメージした。
ジムの先輩で、昨年大みそかに比嘉と対戦して敗れたストロング小林(引退)からは「体の押しはめっちゃくちゃ強くはない。フェイントはめちゃくちゃうまい」という対戦した選手にしか分からない比嘉情報も手に入れた。はたして24歳の新鋭が比嘉を相手にどんなボクシングを披露するのか。試合の模様は琉球放送で16時30分から生中継される(沖縄ローカル)。
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