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ナバレッテ4度倒して最終回TKO勝ち WBOフェザー級V1

2021年4月25日 16時58分

 米フロリダ州キシミーで24日(日本時間25日)行われたWBOフェザー級タイトルマッチは、王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ=写真)が挑戦者6位クリストファー・ディアス(プエルトリコ)に最終12回2分49秒TKO勝ち。初防衛に成功した。

 3年前、同じキシミーで伊藤雅雪(横浜光)とのWBO・S・フェザー級王座決定戦で敗れたディアスは2度目の世界アタック。体格で勝るナバレッテに動き回って対抗する。しかし3回からタイミングを合わせたナバレッテは4回、左アッパーを命中させてディアスを落下させる。

 しかしディアスは勇敢に対処。ナバレッテは6回から左右スイッチを多用。7回、ディアスは背中を叩き、レフェリーから減点を喫する。続く8回、ナバレッテが圧力を強め、左アッパーで効かせて2度目のダウンを奪うと、左ボディーでダウンを追加する。

 終了ゴングにこぎ着けかけたディアスは左目尻が腫れるも会場の声援を背に手を出して抵抗。最終回には劣勢を意識して一気に攻め込む。だが王者は隙を突いて逆にロープへ詰めて乱打を浴びせる。たまらずディアスは横倒し。カウント中に起き上がったが、セコンドがタオルを要求した。

 残り11秒でストップ勝ちしたナバレッテは34勝29KO1敗。最後まで闘志を見せたディアスは26勝16KO3敗。Photo by SUMIO YAMADA

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