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【動画あり】強豪・小原佳太を脅かした逆輸入ボクサー 坂井祥紀インタビュー

2021年5月15日 15時11分

 4月8日の日本ウェルター級タイトルマッチは3-0判定負けながらジャッジ全員が2点差。強豪小原佳太(三迫)の王座に肉迫した坂井祥紀(横浜光)は、メキシコ、アメリカでサバイバルしてきたのはダテでないところを示した。そして試合の4日後にはジムに戻っていた。=ボクシング・ビート6月号より=

――(4月8日の)試合後、練習を再開したのはいつから?
坂井 3日後でしたかね。

――試合は木曜日。日曜日から?
坂井 日曜日は走るだけで、ジムには月曜日から行きました。

――メキシコでは、それぐらいの間隔が当たり前なんですか?
坂井 次、急に試合が決まったりすることがあるので、休むのが逆に怖かったですね(笑い)。体重が増えるのもイヤやったし。

――今回、すぐに練習を再開したのはどんな気持ちが強かった?
坂井 単純に悔しくて。試合の夜も寝られないぐらい悔しかったので「はよ、練習したいな」という感じでしたね。試合で感じたことを早く自分の中にとどめたかったのもあったし、1週間とか2週間経つと感覚が変わっちゃうので。

――小原選手とのタイトルマッチはジャッジ全員が2ポイント差の接戦。坂井選手自身は、終わった瞬間はどう感じていましたか?
坂井 5ラウンドまでの(公開)採点を聞いた上で正直、厳しいなと思いました。この感じやったら多分、取りきれてないなと。採点を聞くまでは勝ってると思ってたので、5ラウンドが終了した時点では「このまま行こう、このままで勝てる」と思ってたんですよ。でも、それが「あれ、負けてる」となって、このままだとマズいなと(いずれも48対47で坂井が1者、小原が2者の1-2)。

――公開採点を聞いてからは?
坂井 いや行きたい、行きたいと焦って、焦って。もう横着して(小原の)右ボディーは効かないとディフェンスもしないで。ガードするぐらいだったら行きたい、行きたいと焦ってました(笑い)。

――小原選手は右ボディーを打っても無視して入ってくる、と話していました。
坂井 いや、これはでも明らかにポイントに響くかもしらんな、とは思ってたんですけど、行きたい気持ちが強すぎて。ガードしてるヒマもええわ、もう行きたいって感じやったんですよね。で、見てしまって、狙いすぎたというか。

 日本に戻ってから1年以上が経ち、この間3試合。プロ39戦をこなし「自分の可能性をまだ感じる」という“逆輸入ボクサー”坂井。インタビュー記事全文は発売中のボクシング・ビート6月号に掲載しています。こちらからもご購入できます→https://amzn.to/2RJ5UKC

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