【動画あり】強豪・小原佳太を脅かした逆輸入ボクサー 坂井祥紀インタビュー
2021年5月15日 15時11分
2021年5月15日 11時29分
ブランクが3年半にも及ぶWBAヘビー級休養王者マヌエル・チャー(ドイツ)が明日15日(日本時間16日)、ドイツのケルンで試合が組まれている。相手はクリストファー・ラブジョイ(米)。前日計量でチャーが111.5キロ、ラブジョイが139キロをマークしたが、ヘビー級12回戦はまたしても開催が危ぶまれている。
理由はラブジョイのプロモーター、ドン・キング氏が「試合を強行すれば訴訟を起こして中止させてみせる。ラブジョイはドン・キング・プロモーションと専属契約を結んでいる。彼とドイツのプロモーターは不法な手段を使って試合を実現させようとしている」とメディアに声明を発表し息巻いているからだ。
ちなみにこれまで19勝19KO無敗のレコードを持つラブジョイだが、すでに37歳。世界的に注目されている選手ではない。それでも今年1月、現WBAヘビー級正規王者トレバー・ブライアン(米)と米国リングで対戦する予定だったチャーが渡航できなかったように、キング氏はあの手この手を使って試合を阻止しようと試みる。
ただラブジョイは経済的な理由でドイツ行きを決断したと見られ、明日はどうしてもリングに上がりたいと言っている。チャーが対立コーナーに登場する可能性は低くないようだ。
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