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スティーブンソン完封勝ち S・フェザー級暫定王座獲得も見せ場をつくれず

2021年6月13日 14時03分

 12日(日本時間13日)ラスベガスのバージンホテルズで行われたWBO・S・フェザー級暫定王座決定戦は、1位で前WBOフェザー級王者シャクール・スティーブンソン(米=写真)が2位ジェレマイア・ナカシリャ(ナミビア)に大差の3-0判定勝ち。暫定王座ながら2階級目のベルトを手にした。

 試合はサウスポーのスティーブンソン(23)が距離を取りながらアウトボクシングを実行。ナカシリャが右を振りかざして対処するパターンで進行した。4回終了間際、スティーブンソンの右フックがテンプルに決まり手を着いたナカシリャがカウントを取られる。

 その後、展開はワンサイドとなり、スティーブンソンのアンタッチャブル・ボクシングはいっそう冴える。しかしスター候補は見せ場をつくれず単調なラウンドが続く。一方、世界初挑戦のナカシリャ(31)は前進するものの、パンチは空を切るばかりでプレスも甘い。リングサイドでWBO・S・フェザー級正規王者ジャメル・へリング(米)が観戦する中、終盤は会場からブーイングが聞かれ、終了ゴングとなった。

 スコアは3ジャッジとも120-107でスティーブンソンを支持。完封勝利を飾ったスティーブンソンは16勝8KO無敗。ナカシリャは21勝17KO2敗。

 セミのS・ライト級10回戦は、元IBF・S・フェザー級&WBOライト級王者で下現WBO・S・ライト級6位ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)がWBO同級12位ジュリアン・ロドリゲス(米)に8回終了TKO勝ち。ペドラサのコンスタントなジャブ、強打を浴びたロドリゲスが左目尻の腫れで棄権したもの。Photo by SUMIO YAMADA

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