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コルバートがニヤンバヤルに大差勝利 WBA・S・フェザー級暫定V2

2021年7月4日 15時31分

 ロサンゼルス近郊カーソンのディグニティヘルス・スポーツパークで3日(日本時間4日)行われたWBA・S・フェザー級暫定王座タイトルマッチは、王者クリス・コルバート(米)が挑戦者ツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル=WBCフェザー級2位)に3-0判定勝ちを収めた。

快勝したコルバート(右)

 頭髪をオレンジに染めたコルバート(24)がスピードあるジャブをまんべんなく突いてスタート。2回、攻め込んで互角の展開に持ち込んだ思われたニヤンバヤル(29)だが、以後ジャブとテンポのいいパンチを決めるコルバートがアウトボクシングを徹底しラウンドを連取。ロサンゼルス在住のモンゴル人の声援を背に受ける挑戦者は右ボディーなど単発のパンチを返すのが精一杯となる。

 中盤、試合は一方的となり、コルバートの右クロスが何度かニヤンバヤルを捕える。それでもモンゴル人はケロリとしてノーダメージ。そのせいか終盤コルバートは前後左右にフットワークを駆使して対処。最終回、前進して攻め込んだニヤンバヤルだが王者のディフェンスにかわされた。

 スコアカードは117-111に118-110×2でコルバートがベルトを守った。先週、マリオ・バリオスをストップしてWBA・S・ライト級レギュラー王座に就いたジェルボンテ・デービス(米)がWBA・S・フェザー級スーパー王者に君臨し、同じPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)所属。同級レギュラー王者ロジャー・グティエレス(ベネズエラ)はGBPの選手。勝利後コルバートはPBCのボス、アル・ヘイモン氏にマッチメイクを一任すると語った。

リベラは8回TKO勝ち

 セミのWBAライト級挑戦者決定戦は、9位ミシェル・リベラ(ドミニカ共和国)が11位ジョン・フェルナンデス(スペイン)に8回44秒KO勝ち。マイアミを拠点にするリベラ(23)がペースを握っていたが6回、プロ初のダウン。しかし8回、右でスペクタクルなダウンを奪いストップした。リベラは21勝14KO無敗。フェルナンデス(25)は21勝18KO2敗。Photos from Esther Lin/SHOWTIME

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