米ロサンゼルスでWBA女子世界フライ級王座の防衛戦を行うチャンピオンの藤岡奈穂子（竹原＆畑山）の現地情報が7日、チーム藤岡より届いた。藤岡は今週末9日（日本時間10日）、同級6位スレム・ウルビナ（メキシコ）と3度目の防衛戦を行う。

　1日にロサンゼルス入りした5階級制覇王者にして45歳のベテラン、藤岡は現地時間6日、午前中はメディカルチェックを受診。午後は3階級制覇王者ホルヘ・リナレス（帝拳＝ベネズエラ）と対戦経験のあるカルロス・モラレスのジムで最終調整を行った。

　明日からメディア対応が始まるという藤岡は「自分は明日から本格的にファイトウィークイベントに参加になります。明日会場にも入るので徐々に試合モードになっていくと思います」とのコメントを発した。

　イベントはゴールデンボーイプロモーションズ（GBP）の主催で、日本女子で藤岡と双璧をなす実力者、WBO女子L･フライ級王者の天海ツナミ（山木）も出場。GBPの期待を背負うセニエサ・エストラーダ（米）と防衛戦を行う。

　イベントのメインは元S･ミドル級王者ヒルベルト・ラミレス（メキシコ）がスリバン・バレラ（キューバ）とL･ヘビー級12回戦。セミで元IBF･S･フェザー級王者ジョセフ・ディアス（米）と元WBA･S･フェザー級王者ハビエル・フォルトゥナ（ドミニカ共和国）がWBCライト級暫定王座決定戦を行う。写真＝竹原&畑山ジム提供