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Gツダが8.8枚方興行 元日本S・フライ級王者の奥本貴之が再浮上狙う

2021年7月6日 20時55分

 グリーンツダジム(本石昌也会長)は8月8日、大阪府枚方市総合体育館で開催する「第23回クラッシュボクシング」の概要をオンラインで発表した。会場は3500人収容規模だが、観客は1500人に抑え、地元の小中学、高校生250人を無料招待する。

 メインの53キロ8回戦は、元日本S・フライ級王者で同級6位、奥本貴之が同級11位、仁平宗忍(ワタナベ)と対戦。セミのS・バンタム級8回戦は、日本同級7位の下町俊貴が登場、60キロ8回戦に19年全日本フェザー級新人王で売り出し中の日本同級12位、前田稔輝が東祐也(北海道畠山)を迎え撃つ。

 アンダーカードのS・ライト級6回戦で拓殖大出身のハードパンチャー、柴田尊文が二熊亮成(平仲S)とデビュー戦。また大阪商大主将でプロ入りした山﨑海斗(六島)も濱本耕平(フォーラムS)とデビュー戦のリングに上る。

 本石会長は「自分が住む枚方市の協力で、大きな会場で興行ができることになった。奥本、下町ともにこの試合で結果を示せば、年内にもタイトル挑戦にもっていきたい。コロナ禍の中で楽しみが少ない枚方の子どもたちにボクシング観戦を楽しんでもらいたい」と開催意義を話した。また、枚方市出身の元日本ウェルター級王者、矢田良太は「本人が後楽園ホールでの試合を希望している」(本石会長)と今回の興行には出場しない。

オンラインで会見した左から奥本、本石会長、下町

 オンラインに同席した奥本は昨年暮れの再起戦に敗れており、仁平とは16年8月以来2度目の対戦。「仁平選手はその時より確実に力をつけていると思うが、もう一度チャンピオンを目指す決意を固めただけに、年末にタイトルマッチを組んでもらえるようがんばります」と再浮上を誓った。

 マイペースの下町は最近パーソナルトレーニングを取り入れて体力を鍛えており、「対戦相手はまだ決まっていないが、どんな相手でも勝ってタイトルに挑戦できるようにしたい」と意欲をみせた。8月8日は東京五輪の閉幕式と重なるが、枚方のリングは熱く燃えそうだ。

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