メルウィvs.チャン あすベルギーでWBAクルーザー級戦
2021年7月17日 10時12分
2021年7月17日 10時08分
明日17日(日本時間18日)米テキサス州サンアントニオのAT&Tセンターで挙行されるS・ウェルター級4冠統一戦の計量が16日行われ、WBAスーパー&WBC&IBF統一王者ジャーメル・チャーロ(米)が153ポンド(69.40キロ)、WBO王者ブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)が153ポンド1/4(69.51キロ)をマーク。リミットの154ポンドに合格した。
WBCミドル級王者ジャモール・チャーロ(米)の双子の弟ジャーメルはこれまで34勝18KO1敗。1敗は18年12月トニー・ハリソン(米)に惜敗したもので1年後リベンジすると、昨年9月ジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)を倒して2冠を吸収。一気に今回、比類なきチャンピオンを目指す。初黒星を喫して欠点が修正され、現在3連続ストップ勝ちとパンチに威力が出てきた。
元WBA同級レギュラー王者のカスターニョは17勝12KO1分無敗。今年2月パトリック・テシェイラ(ブラジル)を判定で下しWBO王座を獲得。1ドローはエリスランディ・ララ(キューバ)とのタイトル戦で、巧者ララい負けない実力を誇示した。体格で勝るチャーロに距離をコントロールされるときついが、豊富なアマチュア歴で体得した総合力は侮れない。
オッズは2-1でチャーロ有利からやや開き気味となっている。
セミのWBAライト級暫定王者ローランド・ロメロ(米)vs.アンソニー・イギット(スウェーデン)はロメロがリミットの135ポンド(61.23キロ)でパスしたが、イギットはS・ライト級も超す141ポンド1/4(64.07キロ)と大幅なオーバー。WBAルールでロメロは負けてもタイトルを失わない。Photos from Amanda Westcott/SHOWTIME
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