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2021年7月17日 土曜日

どうなるバンタム級戦線! 井上尚弥のライバルたちの動向は? ビート8月号より

 動くバンタム級戦線! 日本のファンも大いに気になる井上尚弥(大橋)たちのライバルのここ最近の動向をお伝えする――。 =ボクシング・ビート8月号より=

 井上対ダスマリナスと同じ時間帯でWBCミドル級タイトルマッチを中継したショータイムは、放送中に8月14日のカードがカシメロ対リゴンドウからドネア対カシメロへ変更されたと伝えた。リゴンドウは負傷したわけではなく、自ら辞退したわけでもない。理由は単純に後者のほうが「おもしろい」から。主催するPBCのボス、アル・ヘイモン氏の“鶴の一声”で決まったという。

 試合後のインタビューで井上は「この後、ドネア-カシメロの勝者と戦えることが何よりうれしいです」と語った。「今(統一戦が)動き出しているので、あともう少しだなと。予想? お互いハードパンチャーなのでちょっと想像がつかない。判定の可能性は小さいでしょう」などと答えていた。

 正式発表こそなかったが、ドネア対カシメロの勝者にリゴンドウ(WBAバンタム級レギュラー王者)が挑み、その勝者が井上と4団体統一王座を争う下地ができていた。

 ダスマリナス戦を観戦したドネアも「今日の彼はとても印象に残った。パワーが健在で私と戦った時よりも強かった」と井上を称賛。8月14日にカシメロと対戦すると明言し「井上ともう一度戦いたい。ワクワクしているよ」と目を輝かせた。

 対するカシメロも「まずはドネアを倒して井上に勝つ。こちらは去年から待っているんだ。早くやりたいね」と昨年コロナ禍で中止になった統一戦を切望。「井上とやったらどうなる?」と聞かれると「もちろん楽勝だ」と相変わらずのビッグマウスぶり。強打を誇るフィリピン人同士の対決はファンが大いに観たがるファイトのはずだった。

 ところが6月下旬、この試合は中止になるという記事がメディアの間で目立ち始める。

 理由はドーピング検査の透明性に関してドネア側がカシメロ陣営に疑惑の目を向けたからだった。ドネアはボクサーの中でもドーピングに対して真摯な態度で臨んでいることで有名である。マネジャーのレイチェル夫人が「試合まで7週間だけどカシメロ陣営はVADA(ボランティア・アンチドーピング協会)への書類提出が5日遅れている。薬物検査のプロセスを守らず書類にも不備がある」と不信感をつのらせていた。これに対しカシメロ陣営がSNSを通じて反論する事態に陥った。

 そして6月30日、ドネアが自身のSNSでカシメロ戦をキャンセルすると声明を発した。「私はVADAの検査をいついかなる時でも受けられる。検査を拒否したり延期する行為は絶対に許されない」。毅然とした態度のドネアは「私はいかなる侮辱、女性蔑視の文化、子どもへの中傷に立ち向かう覚悟ができている。我々は非プロフェッショナルな態度を看過することはできない。ノックアウトしたくなる」とカシメロ陣営を批判した。…

 カシメロ×ドネアからカシメロ×リゴンドウへ。急激な展開の舞台裏と、結局戦うことになったカシメロ-リゴンドウ戦の展望。記事全文は発売中のボクシング・ビートでご覧いただけます。

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