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井岡一翔「レベルの違い見せる」 9.1大田区総合体育館 WBO・S・フライ級V3戦

2021年8月10日 17時20分

 WBO世界S・フライ級チャンピオン井岡一翔(志成)が10日オンラインで会見を開き、9月1日(水)に東京・大田区総合体育館で、同級2位で元WBO&IBFミニマム級王者のフランシスコ・ロドリゲスJr(メキシコ)を迎えて3度目の防衛戦を行うことを発表した。

 この試合はWBOからオーダーされた指名試合。井岡の望み続ける他団体王者との統一戦は今回もお預けとなったが、「指名試合も義務。チャンピオンとして受けて(勝利して)前に進む」と王者の姿勢を貫く。

 ロドリゲスは34勝24KO4敗1分の好戦的なオーソドックス型。ミニマム級チャンピオン時代は高山勝成(現寝屋川石田)との激闘を制し、王座を統一した。これが7年前のことだが、現在15連勝中と波に乗り、29歳の年齢からもボクサーとしていい時期にいる。「決して油断のできない相手」と井岡もみている。

 前回の田中恒成(畑中)戦から練習を再開後は例によって地道なトレーニングを続け、実戦練習は7月中旬からスタートしたという。試合に向けた調整は順調な様子。この間にJBC(日本ボクシングコミッション)のドーピング検査騒動に巻き込まれたのはご存じの通りだが、「それとこれとは別」というスタンスで井岡は割り切っている。「僕はいつも通りやることをやって正々堂々と試合に臨む」と、大事な仕事に全集中していると強調する。

「指名試合は僕としては望むものでもメリットのあるものでもないですが、決まったからにはレベルの違いを見せるつもりでやります」。最後は決め台詞で締めたチャンピオンである。

 なおジム関係者によると、ロドリゲスは15日にも来日予定で、その後3日間の完全隔離を経て、バブル化したホテルで調整に入るという。当日の試合は21時からTBSで全国中継される。写真=志成ジム提供

 なお、チケットは8月11日からトラロックエンターテインメントで先行予約開始される。
問い合わせ先 トラロックエンターテインメント株式会社 03-6820-9313

SANKYO Presents LIFETIME BOXING FIGHT 7
大田区総合体育館
開場17時30分 試合開始18時30分予定
VIP席 7万円、RS席 5万円、S指定席 3万円、A指定席 1万5000円、B指定席 1万円。ぴあからも販売予定。

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