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4団体統一狙う井上尚弥「やっぱり日本でやりたい」 年内試合に向けて意欲

2021年10月12日 20時57分

 WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が未定ながら12月の試合に向けて調整に取り組んでいる。大橋ジムが井上のインタビューをリリースした。

―7月の練習再開から現在の調整は?
井上 これまでと同じようにやっています。今月から(本格的な)スパーリングを始めていますね。

―オーソドックスとスパーリングしているようですね。
井上 基本的には右の選手とやっていますけれど。サウスポーと決まれば左とやりますよ(笑)。堤兄弟の弟(駿斗=東洋大)ともスパーしていますし、対策とかではなく、いろんなパターンとしてやっています。どんな相手になってもいいように、です。

―次戦に向けては?
井上 年内に何らかの形で試合をやりたいなと。そのために今は調整している感じですね。

―WBC王者ドネア、WBO王者カシメロは指名試合で年内に試合をやるようです。井上選手も年内に試合したいですか?
井上 そうですね。できればやりたいです。

―目標に掲げる4団体統一を早くやりたい? 急ぐ気持ちはある?
井上 特にないですよ。焦りもないですし。自分の階級はバンタム級ですし、適性体重です。

―まだまだバンタム級でやりますか?
井上 S・バンタム級に上げる時期ではない。バンタム級で統一戦できないなら階級を上げろという声もあるようですけど、自分が決めることなので。

―また身体が筋肉質になりましたか?
井上 体重は変わらないです。若干、62キロ台だったのが、63キロ台になっているような。1キロ以内の範囲。夜に62.5キロだったのが翌朝に63キロになっているというのが続いている感じです。筋肉は急には増えないので少しずつ増えていると思います。

―減量は始めますか?
井上 まだ減量は始めないです。スパーリングして身体のコンディションを整えていこうと思っています。

―いつも逆算して調整してますよね?
井上 年内(の試合)に向けて調整という感じですね。

―次戦が国内防衛戦かもしれません。
井上 やっぱり日本でやりたいですよ。日本なら、あれから2年ぶりですか(19年11月のドネア戦以来)。

―もちろん有観客を希望しますよね?
井上 有観客でやれそうな雰囲気はありますよね。日本でやるならお客が入る形でやりたいです。いろいろな制限、人数制限もあるでしょうし。1万人の会場なら5000人ぐらいになりますし。チケット争いもすごくなるのでは、と思います。

―スパーリング量は?
井上 週2、3回です。1回に4~5ラウンドぐらいです。

―2年間で進化しているはずです。次戦で見せたいところは?
井上 僕の試合を見てください、見てくれれば満足させる自信はあるので。試合を楽しみにしてくれ、ということです。写真提供=大橋ジム

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