パッキャオ来日インタビュー 元世界王者の飯田覚士氏が16年前を振り返る
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16日(日本時間17日)メキシコ・カンクンで行われたS・フライ級10回戦で6回2分11秒KO負けした元WBOミニマム級王者モイセス・フエンテス(メキシコ=写真)が深刻なダメージを受け、病院へ搬送され脳の切開出術を受ける事態が発生した。
フエンテス(34)は無敗の19歳の新鋭ダビ・クエジャール(メキシコ)に押し込まれ劣勢。3回、ダウン寸前に陥り、6回にクエジャールの左フックを浴びて背中から痛烈なダウン。即ストップがかかり、担架でリングを退場。17日の明け方、脳内の凝血を取り除く手術が行われた。幸い、今のところ容態は回復に向かっているという。
メキシコシティ出身のフエンテスはWBOミニマム級王座に就き、防衛戦では軽量級屈指の名王者イバン・カルデロン(プエルトリコ)にKO勝ちで引導を渡した。その後L・フライ級へ進出。後の4階級制覇王者ドニー・ニエテス(フィリピン)に挑み引き分けた後、再戦ではストップ負けだった。
15年には元WBCミニマム級王者オスワルド・ノボアや9月、井岡一翔(志成)と接戦を演じたフランシスコ・ロドリゲス(ともにメキシコ)に勝ったが、16年12月、田中恒成(畑中)とのWBO・L・フライ級王座決定戦では5回TKO負けに終わった。
2戦はさんで18年2月、沖縄でWBCフライ級王者比嘉大吾に挑むも初回KO負けで敗退。同年9月、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の復帰戦の相手に選ばれラスベガスで対戦したが、5回、ロマゴンのカウンターで沈み連敗。それ以来リングに上がっていなかった。
クエジャール(20勝13KO無敗)との試合はWBC・S・フライ級ユース・シルバー王座が争われ、立会人としてリングサイドにいたWBCマウリシオ・スライマン会長は6ラウンド開始前、フエンテスに棄権をリクエストしたが、本人とセコンドが応じなかったという。キャリアを閉じるフエンテスは25勝14KO7敗1分。
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