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王者候補エニスにKO負けのデュローメ 「あれはラビットパンチ」無効試合を要求

2021年11月16日 12時41分

 10月30日、ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノで行われたウェルター級10回戦で、強打のプロスペクト、ジャロン・エニス(米)に初回KO負けした元ランキングボクサー、トーマス・デュローメ(プエルトリコ)が15日、試合を管轄したネバダ州アスレチック・コミッションに公式レターを提出。裁定を無効試合に変更するよう求めた。

 デュローメは初回、2度ダウンを喫して1分49秒カウントアウトされた。しかし最初のノックダウンの右オーバーハンドはラビットパンチ(後頭部への打撃)だったと主張。そのダメージが残りKO負けにつながったと訴える。

「私はエニスが素晴らしい才能を持つ選手であることを認める。しかしあのパンチは明らかにラビットパンチ。レフェリーは私にダメージを回復する時間を与えるべきだった」(デュローメ)

 ファンやメディアの反応は「あれは正当なパンチだった」、「ラビットパンチに見えた」と半々。ちなみに試合を中継したショータイムは「ラビットパンチのようにも見えたが(一連の動作で)自然に当たったブロー」という論調だった。レターに対して同コミッションがどんな対応を見せるか注目される。

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