カネロ次戦でクルーザー級進出も? 参謀レイノソ氏がWBC総会で仰天発言
2021年11月17日 15時40分
2021年11月17日 15時29分
王者テレンス・クロフォードが難敵ショーン・ポーター(ともにアメリカ)の挑戦を受けるWBO世界ウェルター級戦は11月20日(日本時間21日)ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノのミケロブ・ウルトラアリーナで行われる。5度目の防衛戦のクロフォードにとってポーターは待ち望んだ挑戦者。ポーターにしても3度目のウェルター級王座奪取をかけた燃える一番とあって、かなり見応えのある試合になりそうだ。《ボクシング・ビート12月号より》
マニー・パッキャオが去り、WBC&IBF統一王者エロール・スペンスJrが眼疾でブランクに陥っているウェルター級で、トップレベルが激突する。無敗のWBO王者クロフォードに元IBF&WBC王者のポーターが挑む注目のカード。トップランク(クロフォード)、PBC(ポーター)とライバル関係のプロモーターが歩み寄って実現に向かったことも特筆される。
前景気は上々で、11月4日の時点でチケットは300枚しか残っていないという。ストリーミング配信のESPN+(プラス)が全米にPPV中継する試合は数字のほうも大いに期待できそうだ。
報酬の保証額はクロフォードが600万ドル(約6億8000万円)、ポーターが400万ドル(約4億5000万円)といずれもキャリア最高。両者に対戦(指名試合)を指示したWBOは、好カード実現を陰でアシストしたと言えよう。
スタイルは、クロフォードがアウトボクサー、ポーターがファイター型とざっくりと表現できる。しかしポーターは相手によってフレキシブルに対応する。例えばフェイントを交えたステップを踏み、戦況を見極めながら作戦を立て直す器用さを兼備している。
対するクロフォードのボクシングはカウンターの能力とスイッチのスムーズさがベース。当たり前だが、鋭いカウンターが決まり、コンスタントにスイッチが可能になれば、クロフォード・ペースの展開になる。そこにポーターがつけ入るチャンスはあるのか?
カウンターを決めるポイントはタイミングだ。たしかに右構えにしろ左構えにしろ、クロフォードはタイミングを計るような動きを常にしている。これまで彼と対戦した相手は、そこで先を読まれて後手に回ったと言えるかもしれない。
その点、相手のリズムを崩す能力に長けているポーターは王者に脅威を与えるかもしれない。キース・サーマン、ダニー・ガルシア、ヨルデニス・ウガス、スペンスらウェルター級トップとポーターがわたり合えたのは、その長所によるところが大きい。具体的にはスイング気味にいきなり放つ右、強引に距離を詰めて繰り出す左右フックが相手のリズムを狂わせる。Photo by Mikey Williams / Top Rank
今週末に迫った注目のウェルター級戦プレビュー。記事本文は発売中のボクシング・ビート12月号でお読みいただけます。
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