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前日本S・フライ級王者の中川健太が再起 ホープ廣本彩刀わずかに及ばず

2021年11月19日 20時04分

「三迫ボクシング」が19日、後楽園ホールで開催され、メインのS・フライ級8回戦に前日本同級王者で現日本3位の中川健太(三迫)が登場。日本同級8位の廣本彩刀(角海老宝石)に3-0判定勝ち。昨年12月、福永亮次(角海老宝石)に敗れて王座陥落して以来のリングで勝利した。

 36歳の中川が再起戦で24歳の無敗ホープ廣本を迎えた。高いに脚をよく使って主導権の奪い合い。廣本はジャブを上下に打ち分け、中川はワンツー、返しの右フックに威力を感じさせた。3回に中川が圧力を強め、左ストレートと右フックでペースを握りかける。距離の縮まった4回、廣本も左フック、ショートカウンターを返して試合はヒートアップした。

 廣本が見せ場を作ったのは6回だった。右ストレートを立て続けに2発決めて、下がる中川に左フックを追撃するとロープに押し込んでボディ打ちを見舞った。中川にダメージはなく7回h五分。最終8回は中川が左を決め、一気に攻勢をかけてKOを狙う。最後は廣本も反撃した。

 読み上げられたスコアは77-75×3。中川は20勝12KO4敗1分。バランスのいいボクシングを見せながらプロ初黒星の廣本は4勝2KO1敗。

競り勝った中川(左)

◇フェザー級6回戦
今成太希(三迫)[3-0(60-54、59-55×2)]坂井祥吾(久米川木内)
 サウスポーの今成が初回から積極的に手を出し、回り込みながら左右のボディ打ちで試合を優位に進めた。体格で勝る坂井は右アッパー、右ストレートを断続的にヒットして応戦した。しかし最後まで前に出てボディを叩き続けた今成がペースを明け渡すことなくゴールテープを切った。今成は6勝3KO3敗。坂井は5勝3KO6敗3分。

◇女子48.0キロ4回戦
宮坂彩那(石川・立川)[2-1(39-37×2、38-39)]犬飼萌美(SRS)

◇70.0キロ6回戦
永田勝大(新日本木村)[2-1(58-56×2、56-58)]為田真生(ワールド日立)

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