
12月14日、両国国技館でWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)に挑戦するIBF5位アラン・ディパエン(タイ)は11月28日の来日後、神奈川県内で新型コロナウイルス対策の隔離空間で調整している。大橋ジムがディパエンのインタビューをリリースした。写真=大橋ジム提供
――来日してからずっとホテルで調整しているのですか?
「新型コロナウイルス感染が心配でもあり、ホテル内の練習の方がいろんな面で安心だと思いました」
――減量面やコンディション作りは計画通りですか?
「減量も問題はないし、コンディションもバッチリですよ」
――井上の印象を聞かせてください。
「テクニック、スピード、パンチ、すべてを備えるボクサーだと思っています」
――警戒すべき点は?
「井上尚弥はすべてが危険。すべてに警戒します」
――井上よりもあなたが上回っているところはありますか?
「それは、リングの中の僕をみれば、それがわかるはずです」
――タイではスパーリングを何ラウンド消化しましたか?
「199ラウンドです」
――来日時、井上をKOすると宣言していましたが、その気持ちをあらためて教えてください。
「井上が怖かったら日本に来ていないし、絶対に勝てると思っているから日本に来ました」
――日本で食事は大丈夫ですか?
「隔離中だから、いつもお弁当だけど、どれも美味しいし満足しています」
――減量中ですが好きな日本食は?
「サーモンの刺身とラーメンが好きです」
――家族構成を教えてください。
「ジムで7人のボクサーたちと一緒に共同生活しています。独身です」
――ボクシングを始めた年齢は?
「13才です」
――ボクシング以外の他競技歴は
「ムエタイです。ムエタイの戦績は60戦50勝10敗です」