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元ミニマム級世界王者の宮崎亮「3回から倒しに行く」 5年ぶり復活リングに意欲

2021年12月8日 21時46分

 16日、5年ぶりに復活のリングに立つ元WBAミニマム級世界王者、宮崎亮(33=3150)が7日、大阪市西成区の所属ジムで練習を公開した。12日には二男が誕生予定で、3児の父となる宮崎は「再びベルトを巻いた姿を子どもたちに見せるのが一番の目標です」と意欲にあふれている。

 宮崎は大阪・興國高校の同級生、世界4階級王者の井岡一翔(32=志成)とともに井岡ジムで練習。12年の大みそか、WBA世界ミニマム級王座決定戦に勝ち、念願のベルトを手にした。2度防衛の後、王座を返上してL・フライ級王者を目指した。

 しかし、減量苦で13年の大みそかに23戦目で初の敗戦を喫した。16年8月、WBA世界L・フライ級王者、田口良一(ワタナベ)に挑むも0-3の判定で敗れ、その後、プロライセンスを更新しなかった。

 17年9月には警察官への公務執行妨害で逮捕されるリング外の事件を起こしたが、今年7月、トレーナーとして働き、練習を続けていた3150ジムの所属となってプロ復帰を果たした。

 復帰戦の舞台は16日、新大阪のメルパルクホール大阪で行われる3150ジムの興行。51.5キロ6回戦で寺次孝有希(30=ミサイル工藤)と対戦する。この日の公開練習ではプロテストに合格したばかりの双子の兄弟、田尻雄司、浩司相手にスパーリング6ラウンドとミット打ちなどで、試合に向けた久々の感触を確かめるような動きを見せた。

 5年4カ月ぶりのリングについて宮崎は「あまり実感はないし、緊張はしていない。減量も問題ありません。練習してきたことをしっかり出して、お客さんと亀田興毅会長を喜ばせたい」と30戦目への意気込みを示し、「試合は6ラウンドだから、1、2回ラウンドはボクシングを楽しんで、3ラウンドから倒しに行きたい」と描いている復帰戦の青写真を語った。KOすればファイトマネーとは別に亀田会長から20万円のボーナスが出るそうだ。

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