三迫ジムは10日、来年2月8日に後楽園ホールで開催する「ダイヤモンドグローブ」の2カードを発表。メインで日本ライト級1位の鈴木雅弘（角海老宝石＝写真左）と同5位の宇津木秀（ワタナベ＝同右）が空位の王座を争う。決定戦は前王者、吉野修一郎（三迫）のタイトル返上によるもの。

　東京農大出身の鈴木（26＝7勝4KO）は今年6月、日本S･ライト級王座を永田大士（三迫）から奪ってすぐに返上。10月の日本ライト級挑戦者決定戦で利川聖隆（横浜光）に勝利して挑戦権を獲得。逆2階級制覇に前進した。

　平成国際大出身の宇津木（27＝9勝7KO）は2018年のデビューから無敗をキープ。今回が初のタイトルマッチとなる。

前座では9日の興行で流れた前田稔輝（グリーンツダ＝日本フェザー級10位）と木村蓮太朗（駿河男児＝日本フェザー級15位）のS･フェザー級8回戦も組まれた。