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2021年12月26日 日曜日

訃報 関西ボクシング界最長老、元西日本協会長の鈴木太一さん93歳で死去

 関西ボクシングの最長老、新日本大阪ジム前会長の鈴木太一さん(写真)が26日朝、大阪市西成区の病院で老衰のため亡くなった。93歳。葬儀、告別式は家族葬で行われる。

 オール拳闘会(現オールジム)の選手だった鈴木さんは現役引退後、レフリーで活躍、西成区天下茶屋に新進ジムを開いた。トレーナーにはメキシコ五輪銅メダリストの森岡栄治氏、のちにハラダジムを創設した原田実雄氏らが名を連ね、猛練習を重ねた。グリーンツダジムを開いた津田博明氏もトレーナーに加わり、浪速のロッキー・赤井英和さんを浪速高校時代から指導した。

 東京・新日本木村ジムののれん分けで新日本大阪ジムの名称になり、94年に日本、タイ、韓国で試合を重ねていたフィリピン人のノリト・カバトをスズキ・カバトのリングネームでデビューさせた。グリーンツダジムで井岡弘樹のスパーリングパートナーを務めていたカバトは96年11月、重安栄二(マサ伊藤)を負傷判定で下して日本フライ級王座を獲得。徳山昌守(金沢)、柳光和博(ワタナベ)、セレス小林(国際)ら若手有望選手の挑戦を退けて、98年9月、セレス小林に王座を明け渡すまで6度防衛を果たした。

 ジムからは北九州ジムに移籍してOPBF・Sウェルター級王座に就いた羽草勉が出ており、井上孝志・真正ジムトレーナーは神風鷹志のリングネームで戦った。

 西日本協会長を務め、興行も行っていたが、体調がすぐれず、2年前から入院生活を送っていた。ジムは長男勇治さん(56)が引き継ぎ、昨年春に河内長野市に移転。ジム出身の中川伸之介チーフトレーナー(48)が指導している。ジム開きパーティーには鈴木会長も病院から来て姿を見せていた。

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