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2022年1月14日 金曜日

WBOミニマム級王者、谷口将隆に飯田覚士さんが聞く 新王者は防衛戦のほうが得意!

 最新の世界チャンピオンに登場願おう。昨年12月14日、国技館でウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)に11回TKO勝ち、世界再挑戦を実らせWBOミニマム級の王座に上った谷口将隆(ワタナベ)。同じく失敗から学んだことを生かしてベルトを巻いた飯田覚士さんも共感するところが多かった。=ボクシング・ビート2月号より=

飯田 いや、おめでとうございました。試合、やっていて面白かったんじゃない?

谷口 結構楽しかったですね。奪ったのはフラッシュダウンですが、判定まで行かずに終わらせられたのが一番よかったですね。

飯田 ラッシュの時はどんな気持ちだった?

谷口 力を抜こうと、それだけ考えて。もう(相手に)力がないのも分かっていたので、ストップできるのはここしかないと思いまして。
 国技館、よかったですね。高さをすごく感じて、入場の時は緊張しましたね。顔ひきつってました。

――それにしても再挑戦で戴冠。飯田さんも一発ですんなりとはいきませんでした。

飯田 俺の場合は3度目だけど、似てるなと思ったのは、自分がかなわなかった相手(サルダール)をやっつけた相手(メンデス)に挑戦するという構図が一緒。俺もゴイチアにKOされたんだけど、そいつに勝ったヨックタイに挑むことになった。普通に考えると誰も期待してないよなぁって当時思ったもの。

谷口 それ、思いました。

飯田 どう勝とうかなってね。おんなじだね(笑い)。

谷口 噛み合うとは思っていたんですよ。ジャンケンではないけど相性はたぶんいいだろうなと。サルダールの時よりも自信はありました。周囲はあまり期待していないとは思いましたけどね。

飯田 初挑戦よりもいろいろと考えたと思うんだよね。

谷口 はい、頭痛くなるぐらい考えました。

昨年12月、メンデスを11回TKOで下した

飯田 いま思うと、サルダールの時は甘かった?

谷口 それはあります。サルダールに負けてから深くボクシングを考えるようになったんです。それまでは勢いだけ、厳しい練習さえしとけば試合で勝手に出るという考えでした。

飯田 キャリアを見ると要所、要所で負けてるんだよね。日本、東洋と。その当時は気付けなかった!?

谷口 ええ。日本、東洋とも2-0の際どい試合ですが、そこで「なんで負けたか」まで考えなかったんですね。「なんで」が出なかったので変われなかったんやと思います。

飯田 ほう。

谷口 サルダールに負けた試合はポイント差も開きました。やっと「なんで」を考えるようになったわけです。なんで負けたか、なんでパンチをもらったか……。

飯田 それ以前の惜敗では「なんで」が出なかったと。負けの結果をどう処理していたの?

谷口 運かなと思っていたんです。運がなかった、自分は悪くない、みたいな。

飯田 なるほど、自分の中には原因を求めなかったわけだ。

谷口 そうなんです。タラレバですけど、そこで気付けていれば、1敗でチャンピオンになれたかもしれませんね。でも今回の試合前は3敗の意味を本当に考えました。

「頭が痛くなるほど考えた……」失敗から学び、見事夢をかなえた谷口。対談記事全文はあす発売のボクシング・ビート2月号に掲載しています。

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