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2022年1月17日 月曜日

4団体王座統一の実現度を調査 カネロ、テイラーの次は? あと一戦で全ベルト統一は4階級

 ベルトの数が増えてチャンピオンになりやすくなった分、「階級唯一の王者」の称号は遠のいた。そんな時代に全部のベルトをまとめ、アンディスピューテッドの地位を目指すトップ選手が相次いでいる。現在もS・イト級テイラー、S・ミドル級カネロが4団体の王座を統一しているが、今後もこの難事業にトライするチャンピオンは現れそうである。我らが井上尚弥、井岡一翔のように。――というわけで、それぞれの階級の「4団体王座統一の実現度」を調査してみた。=ボクシング・ビート2月号より=

カネロはS・ミドル級で4団体統一を達成。今年はどうする?

 1960年代までボクシングの世界王者はいずれもアンディスピューテッド(比類なき)チャンピオンだった。ところが70年代にWBCが独立し、80年代にIBF、WBOが誕生。源流のWBAを加えて現在の「メジャー4団体時代」を迎える。

 ボクシング人気の高まりとともにタイトル承認団体が増えたことは皮肉な結果をもたらす。「各階級にチャンピオンは一人」というファンの願いは裏切られることとなったのだ。さらにWBAはスーパー、レギュラー、暫定といった王座を乱発し、ファンの混乱を一層招くことになった。

 複数階級制覇が著名選手のモチベーションアップにつながることは変わりない。だが今、時代のトレンドは同一階級の全ベルト制覇へと移りつつある。業界のアイコンになったカネロ・アルバレスが率先して実行したことも要因と言えるだろう。ボクシングの人気復活と定着のために、それがベストな選択であることに業界も選手も気付き始めている。

 ここではカネロが君臨するS・ミドル級、ジョシュ・テイラーが支配するS・ライト級を除く15階級で4団体統一王者が生まれる可能性の高い順にリサーチしてみよう。

「あと一戦」で全ベルト統一のSW、L、H、SB級

[S・ウェルター級]
 本稿締切までに正式発表はないが、WBAスーパー・WBC・IBF王者ジャーメル・チャーロ(米)vsWBO王者ブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)のダイレクトリマッチが2月26日、チャーロの地元ヒューストンで内定しているという。

 両者は昨年7月に対戦し三者三様のドローに終わった。初戦でやや分が悪かったチャーロの巻き返しが見もの。もしカスターニョが勝てば二世ボクサー、ティム・チュー(豪)との指名試合が現実味を帯びる。

[ライト級]
 番狂わせでテオフィモ・ロペス(米)を下したジョージ・カンボソス(豪)を4団体統一王者と見なす向きもある。しかしWBCは依然としてカンボソスをフランチャイズ王者に据えておらず、一ランカー扱い(締切時点)。あくまで王者はデビン・ヘイニー(米)である。

 これはロペスがワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を攻略してフランチャイズ王者となるより前にWBCがヘイニーをレギュラー王者に昇格させていたことが影響する。

 ヘイニーがジョセフ・ディアス(米)に勝って防衛した試合をゲスト解説したカンボソスは、ヘイニーとの4団体統一戦実現に向けて意気盛ん。地元豪州開催を希望するカンボソスにヘイニーが同意すれば次戦で決まる見通しさえある。…

 ほか各階級の4団体統一戦実現の見通しを紹介。記事全文は発売中のボクシング・ビート2月号に掲載しています。Photo from Amanda Wescott / Showtime
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