日本王者でIBF10位にランクされるウェルター級国内第一人者、小原佳太（三迫）が4月12日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」で前王者の同級1位、永野祐樹（帝拳）と3度目の防衛戦を行うことになった。試合はチャンピオンカーニバル。

　小原（25勝22KO4敗1分）は20年2月、永野に7回TKO勝ちして王座を獲得。今回はリマッチとなる。小原ｈこれまでS･ライト級で日本とOPBF、ウェルター級でWBOアジアパシフィック、日本王座を獲得し、世界挑戦と世界挑戦者決定戦の舞台にも立った35歳は、悲願の世界王座獲得を目指して精進を続けている。

　強打が自慢のサウスポー、32歳の永野（19勝15KO3敗）は小原に王座を奪われたあと2連勝。小原へのリベンジを目標に掲げており、正念場のリングを迎える。

　前座には元J･ウェルター級世界王者“炎の男”輪島功一さんの孫、磯谷大心（輪島功一S）が出場。ウェルター級4回戦で細谷洸太（花形）と対戦し、デビュー2連勝を目指す。